先月、月例報告で述べたように、3月17日(土)・18日(日)の二日間に渡り、政治志向の様々な諸団体・個人約30名に、神奈川県茅ヶ崎市にある松下政経塾に集まっていただき、「湘南改革者会議」と銘打って会議を行った。詳細は前回の月例で述べているが、政治志向の若者諸団体のコラボレーションを推進し、社会に一石を投じる、というコンセプトだった。
会議室から懇談用のサロンに場所を移して、明け方近くまで活発な議論を行った結果、下記のような共同宣言をまとめることができた。
共同声明は、1、理念 並びに、その理念を実現するための、2、アクションプランの二つにまとめられている。2のアクションプランの位置付けに関しては、議論が噴出したが、とりあえず、当日参加して頂いた慶応大学助教授の鈴木 寛さんの、「とりあえず動いてみることが重要」との意見を受け、7月前半までに、政援隊のポリシーを象徴するようなイベントを行うことで合意できた。
現在のところ、イベントは、「近未来国会2001」と題して、我々若者が選ぶ次世代キャビネット(30~40代の政治家を中心に選出)VS 我々若者内閣による模擬国会を行いたいと考えている。詳細に関しては今後詰め、いずれこの場で告知することが出来れば、と考えている。
以下、最終日にまとめられた、湘南改革者会議の共同声明の内容を添付する。
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「日本に、希望と誇りを呼び醒ます!」
- ・“自発人”のコラボレーション!!
- →「自発人」=「創造する自由人」のコラボレーションを重視する社会つくり。従来の統制・効率重視の社会(政治)思想を改め、人々の自発・創造力を重んじる社会思想への転換。若者の自発的な挑戦を促すリスク分散型社会の実現。
- ・「集団の統制・下支えではなく、ひとりひとりの創造力を引き出す政治へ」
- →雇用維持のための箱物事業という後向きな投資ではなく、教育、人材投資等への前向きな投資へと、公共投資を抜本的に見直す。ダムや橋ではなく、自発人がコラボレーションできる基盤こそ、本当の公共財だと認識する。
- ・世界に開かれた日本・より日本らしい日本
- →日本人と世界の人々との、国境を越えた、自由で創造的なコラボレーションの基盤を拡充する。経済統合等相互依存を深める政策を推進しつつ、同時に、進行する経済危機や環境、エネルギー等国際的な諸問題に対して、他国とのコラボレーションを図りつつ、解決のために行動する。世界との交流の中で、より日本らしい日本へと生まれ変わる。
- 「政援隊」~発案し、構想し、行動する、若者たちの政治ネットワーク~
- 次世代を生きる若者として、日本の未来のために発案し、構想し、行動するネットワーク「政援隊」の立上げ
- ①若者の政治志向のムーブメントプロデューサー
- 政治志向の諸団体及び個人のコラボレーションを企画・促進する。若者改革者たちのアリーナ及びメディア(スクールメディア)として行動する。(共同研究・企画の提案・メールマガジンの発信・リンクページ・名簿管理・メーリングリスト管理)。
- ⇒スクールメディア部門
- ②若者の、若者による、日本の未来のための、政策プロポーザー
- 様々な若者の想いや知恵を集約・編集・発信する。政治志向団体や個人の想いをつなぎ合わせ、構想し、発信します。
- ⇒政援隊 政策部
- ③新しい時代に移行するために行動する、社会変革のアクター
- 政策立案や提言だけでなく、それを実現するための方策を模索し、実践していきます。様々なイベントを主催したり、政治家に積極的にアクセスすることで、私達の望む社会の創造のために行動します。
- ⇒政援隊 企画・渉外部
- 若者だけの1000人規模の政治家と若者の対話型イベントを参院選前に実施。コンセプトは、我々の選ぶ次世代内閣VS若者世代の代表内閣による議論。
- 次世代キャビネット構想の作成と推進(選挙支援・広報活動)
- 打倒森政権・国会包囲イベント