Seiichiro Kimura

第35期

木村 誠一郎

きむら・せいいちろう

(一社)離島エネルギー研究所 代表理事/(公財)自然エネルギー財団 上級研究員/九州大学 招聘准教授

Mission

「2045年エネルギー融通国ニッポン」の実現

木村誠一郎

略歴

1979年大阪府生まれ。東京理科大学、東京工業大学大学院を経て、三菱重工業(株)入社。長崎研究所にて水素エネルギーの技術開発に従事。「将来のエネルギー社会の姿について探求したい」との想いから、2010年九州大学大学院・水素エネルギーシステム専攻博士課程に進学。九州大学在学中、福島第一原子力発電所事故が発生。エネルギーを巡る混乱が、長期的ビジョンなきエネルギー政策によってもたらされたことに強い危機感を抱き、2014年松下政経塾に入塾。

在塾中は、エネルギー資源を「奪い合う物資」から「分かち合う物資」に変える“エネルギー融通国ビジョン”を提案。実現に向けた第一歩として、五島列島をエネルギー融通地域とするための活動を開始。2018年より(一社)離島エネルギー研究所(長崎県五島市)理事および(公財)自然エネルギー財団(東京都)上級研究員。

テーマ

「2045年エネルギー融通国ニッポン」の実現

趣味

茶道、水泳、お風呂(温泉)、読書

備考

長崎県五島市在住
博士(工学)、技術士(機械部門)

公的委員等

九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 招聘准教授
早稲田大学環境総合研究センター 招聘研究員
長崎総合科学大学 客員研究員
 
日本学術会議 総合工学委員会 エネルギーと科学技術に関する分科会 熱エネルギー利用の社会実装基盤小委員会 委員

五島市再生可能エネルギー産業育成研究会 コーディネーター

著作・論文

“五島市スマートアイランド推進実証調査事業におけるエネルギーマネジメントの取組み”, 電力貯蔵と供給の最適化技術(共著),NTS (2023)
http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/energy/20231000_255.html

“Cost-profit analysis for Japan-Russia and Japan-South Korea interconnectors”, Global Energy Interconnection, Vol.2, No.2, pp.114-121 (2019)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2096511719300337

コミュニティと共生する地熱利用~エネルギー自治のためのプランニングと合意形成~(共著),学芸出版社 (2018)
http://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761526788/

“Infrastructure for Next-Generation Vehicles”, Energy Technology Roadmaps of Japan, pp.217-235 (2016)
http://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-4-431-55951-1_13

“Hydrogen Production”, Energy Technology Roadmaps of Japan, pp.147-165 (2016)
http://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-4-431-55951-1_9

“Present Status of Japan’s Energy”, Energy Technology Roadmaps of Japan, pp.23-32 (2016)
http://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-4-431-55951-1_3

「エネルギーを届ける・貯める エネルギーのインフラと貯蔵・輸送技術」, 化学工学会誌, Vol.80, No.1, pp.32-35 (2016)
http://www.scej.org/publication/journal/backnumber/vol-80-01.html

“Design proposal for hydrogen refueling infrastructure deployment in the Northeastern United States”, International Journal of Hydrogen Energy, Vol.39, Issue 14, pp.7449–7459 (2014)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0360319914006053

“A scenario analysis of future energy systems based on an energy flow model represented as functionals of technology options”, Applied Energy, Vol.132, No.1, pp.586-601 (2014)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0306261914006722

“Present status and points of discussion for future energy systems in Japan from the aspects of technology options.”, Journal of Chemical Engineering of Japan, Vol. 47, No.7, pp.499-513 (2014)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcej/47/7/47_13we345/_article

博士論文(九州大学)「次世代自動車の導入に伴う社会的影響の評価手法に関する研究」(2012)
http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/recordID/462745

(2024年4月 現在)

論考

Thesis

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