松下政経塾 The Matsushita Institute of
Goverment and Management

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塾生の紹介 研修活動

研修活動塾生による、現在までの研修活動を一部ご紹介いたします。

2020年 12月

研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑪ 必要な対策と想いの狭間で ~小林祐太塾生~

小林祐太/松下政経塾第40期生

コロナ禍に思う⑪ 必要な対策と想いの狭間で ~小林祐太塾生~[1] コロナ禍に思う⑪ 必要な対策と想いの狭間で ~小林祐太塾生~[1] コロナ禍に思う⑪ 必要な対策と想いの狭間で ~小林祐太塾生~[1]
こんにちは。40期生の小林祐太です。
 
手洗いうがい、消毒とマスクは必須。会話は少なめに。遊ぶ時は大声を出さず屋外で気持ちよく。飲食は大皿を避けて対面を避ける----
コロナ禍において当たり前となった「新しい日常・生活様式」の一部です。
世界中が困難な状況にあり、一人ひとりの感染予防策が求められる中で私自身もしっかりとこれらを守りたいと思います。
しかし、敢えて言えばこれを「新しい」とは呼びたくない自分がいるのです。
 
私の故郷であり、研修をさせていただいている横須賀市は神奈川県の南東、三浦半島に位置する街です。私はこの故郷の「密」が大好きなのです。この街の売りだと思っています。幼い頃は友人の家に遊びに行ったり、隣のおばちゃんの家に行ったりして家族だけでなくたくさんの人に育ててもらいました。大人になってからは基地がある場所故の独特な活気ある「夜の街」の文化を楽しんできました。そこで生まれる新たな人間関係も楽しみのひとつです。コロナ禍ではなかなか難しいものばかり、場合によっては非難すらされてしまうものもあるでしょう。
手洗いうがい、消毒やマスクはもちろん今後もしていきます。現下の状況では当然感染予防をして生活しなければなりません。しかし、会話も少なく、大人数で集まることは許されず、横並びで食事をすることが本当に「新しい日常」になってしまったら…?これは「非常時の」「今だけの」日常であって欲しいと思うのです。
 
塾生として、コロナ禍においてできる活動を行ってきました。オンラインで学んだり、配慮しながらお話を伺ったり、広い海辺で子どもたちと遊びながら清掃をしたり…。
この期間を通して、それまで知らなかった、見逃していた故郷の良さを知ることができました。横須賀の海がこんなに綺麗だとは思っていませんでしたし、街を元気にしようと取り組んでいるたくさんの人にオンラインオフラインを問わず出会えました。屋内の遊びに飽きたと広い海岸に飛び出し、輝く子どもたちの姿を見ることができました。
だからこそ、改めて知った良さとこれまで続いてきた良さを組み合わせて、もっと良い街を創っていきたいと感じました。
 
今年の10月から実践課程に入り、これまで以上に横須賀で活動できるようになりました。今後も横須賀の強みと課題を知り、真に故郷に尽くせる人材となれるよう、努めて参りたいと思います。
 
①記念艦「三笠」と東郷平八郎元帥像
②東京湾唯一の無人島、猿島より富士山を望む
③子供たちと横須賀・走水海岸にて
研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その2 ~金宝藍塾生~

金宝藍/松下政経塾第39期生

コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その2 ~金宝藍塾生~[1] コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その2 ~金宝藍塾生~[1]
韓国も新型コロナウィルスの多大な影響のもとにあります。先の総選挙でも対面運動に大きな制約がありましたが、私は「NOW-RE」(以下、ナウリ)という団体を立ち上げ、新しい市民と候補者との関係を築こうと活動しています。
引き続き、ナウリでの政治革新運動についてご報告いたします。
 
ナウリでは、前回お伝えした、オンライン政治プラットフォームの運営や、ライブ討論会の開催に加え、積極的にナウリからも候補者に提言を行っています。
具体的には私たちが提案する5つの宣言に3つ以上賛同し、守ることを約束すれば、ナウリプラットフォームに候補の公約や情報などを掲載し、ナウリが積極的に支持し応援することにしました。実際に、国会議員候補たちに次のような政治革新宣言を守ることを約束してもらいました。
私たちが提案した5つの宣言とは、①. 3選以上の場合、自分自身を世代交代の対象とする ②. 国会議員として最低賃金をもらうこと ③. 気候危機非常事態を宣言し、10年以内に、炭素排出量の半分削減政策を実行する ④. 3Reduce(ごみ、騒音、選挙費用を大幅に減らす)運動に取り組む ⑤. 市民発議制度を導入すること、でした。国会議員の特権を手放し、政治文化と選挙文化を自ら率先して変えていくことを実践しようという趣旨です。
 
今回の選挙期間中に多様な実践活動に取り組みながら、松下政経塾にある松下幸之助塾主の銅像に刻まれている「いま、やらねば、いつできる。わしがやらねば、だれがやる」というお言葉と、塾主が強調された「政治の生産性」というお言葉がずっと思い浮かんでいました。限られた時間と資源と人材の下で、今すぐ足元でできることを最も効率的なやり方で取り組んでいくことを、実践過程を通じてまさに訓練しているように実感しました。
今後も、将来の世代のための持続可能な政治、綺麗で清浄な選挙文化の定着と政治革新のためにあきらめず、着実に精進してまいります。
研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その1 ~金宝藍塾生~

金宝藍/松下政経塾第39期生

コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その1 ~金宝藍塾生~[1] コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その1 ~金宝藍塾生~[1]
こんにちは。39期生の金宝藍です。
韓国も今年は新型コロナウィルスの多大な影響を受けた年でした。しかしながら、これを機会に新しい取り組みを始めています。
 
この春の韓国総選挙では、ちょうど新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、選挙運動にも影響があり、対面活動を行うことが厳しい状態でした。
そこで私は、自分のことを知らせる機会が急に減ってしまった若い新人候補たちを応援し、選挙文化を変えるエコ選挙運動を推進することにし、政治革新をめざすプラットフォームとして立ち上げた「NOW-RE」(以下、ナウリ)という団体を基盤として取り組みました。
 
ナウリが最初に取り組んだのは、オンライン政治プラットフォームを作って、若い新人候補の政策公約を発表したり、現在話題となっている政治イシューに対してオンラインディスカッションができる場をつくることでした。今後、これをより発展させて、市民たちが政策提案などを気軽にできるようにする環境をつくっていきたいと思っています。
また対面選挙運動が厳しくなり、本人の顔やビジョンと公約を知らせるのが難しい若い新人候補のためにライブ討論会を行いました。生中継の討論会だったので、リアルタイムで討論会をご覧になる方のご質問を受けて質疑応答時間を持つなど、相互コミュケーションのできる意義深い時間となりました。
 
こうした場の提供に加え、私たちナウリからも候補者に積極的に提言を行っています。
こちらの詳細については次回お伝えいたします。

2020年 10月

研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑨ 入塾から半年が経過して ~坂田健太塾生~

坂田健太/松下政経塾第41期生

コロナ禍に思う⑨ 入塾から半年が経過して ~坂田健太塾生~[1]
皆さん、こんにちは。41期生の坂田健太です。
4月に松下政経塾の門を叩いてから、早くも半年が経過しました。新型コロナウイルスの影響もあり、例年とは異なりオンライン中心の研修となっていますが、講師の先生方他関係者の皆様にお力添えいただき、充実した日々を過ごすことができています。

この半年を振り返って思うのは、自分がこれまでいかに狭いコミュニティで生きてきたかということです。入塾後、政治の舞台で活躍される方や民間企業の経営者、製造工場で物づくりに汗を流す方々など、本当に多くの方々と触れ合う機会をいただきました。その中で、自分の物差しがいかに短く、事実に則したものでしかなかったことを痛感しました。それと同時に未知との遭遇に日々わくわくしてもいます。

そのような気づきを得る度に改めて思うのが、松下幸之助塾主の偉大さです。私が生まれる以前に塾主は亡くなれており、当然のことながら面識はありません。しかし、今こうして様々な方にお会いできるのも、塾主が何者でもない私にお金と人脈を投資してくれているおかげです。本当に恵まれていると思います。

この恩を少しでも返すべく、私自身の素志である「自治体の生産性向上」に全力で取り組んでいます。安倍政権から菅政権へと変わり、デジタル庁の創設や決裁ハンコの省略などの行政改革が今まさに国レベルで推進されつつありますが、これは自治体レベルでも同様に求められるものです。

その際、重要なのは「人」を中心に考えた改革の推進だと思います。たとえば、昨今DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉を頻繁に耳にしますが、これは単なるサービスのデジタル化ではありません。その肝は、デジタル化によって機械的な業務から人を解き、その熱意や能力を創造的解決が求められる局面に活用することだと考えています。

私自身も5年間県職員として勤務しましたが、幸いなことに自治体職員には優秀な方が多いです。塾主も「物をつくる前に人をつくる」と述べられていますが、自治体組織が職員の熱意や能力をより引き出すことができれば、必ずその生産性はさらに向上するのではないでしょうか。そのような信念に基づき、人に重点を置いた自治体経営のあり方を引き続き模索していきたいと思います。

写真:松下幸之助像の前にて(パナソニック㈱本社)

2020年 9月

研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑧ with/afterコロナ時代のNPO経営 〜薄井大地塾生〜

薄井大地/松下政経塾第39期生

コロナ禍に思う⑧ with/afterコロナ時代のNPO経営 〜薄井大地塾生〜[1] コロナ禍に思う⑧ with/afterコロナ時代のNPO経営 〜薄井大地塾生〜[1] コロナ禍に思う⑧ with/afterコロナ時代のNPO経営 〜薄井大地塾生〜[1]
こんにちは。39期生の薄井大地です。
私は岩手県陸前高田市を拠点に活動しているNPO法人SETの活動に、組織開発の側面から携わっています。

SETは東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市の広田町を中心に、復興支援の活動、そしてその後継続してまちづくり・ひとづくりの活動を続けている、創業10年目の団体です。

首都圏の大学生を中心に年間延べ約250人の若者が同市を来訪するフィールドワーク事業や、東北No.1の修学旅行受け入れ実績に成長した民泊事業など、「交流・対話・触れ合い」をコアバリューとして事業を発展、拡大させてきました。

しかし、コロナショックの影響で中核事業のほぼ全てが中止を余儀なくされ、一時は倒産の危機に陥りました。この事態を受け、融資や公的補助金、そしてクラウドファンディングでの緊急ファンドレイジングに迅速に取り組むことになりました。

クラウドファンディングではキャンペーン開始2日で第一目標の200万円を達成することができ、最終的に1ヶ月間で約700万円の支援を集めることができました。これにより事業中止によるキャッシュフロー悪化に対処でき、そしてキャンペーンと連動して会員事業を開始し、約350人の賛助会員が集いました。

今後はwithコロナ時代に対応した事業運営を念頭に、非交流型の新規事業創出に取り組んでいきます。また、大幅に拡大したステークホルダーの力を結集するための管理部門の整備も急務となります。

まだまだ対面での業務には制約も多く、リモートでの参画が中心になりますが、引き続きNPO・社会的企業の組織基盤強化に取り組んでいきたいと思います。

◆レポート|「with/afterコロナ時代のNPO経営 ~交流・対話・触れ合いが制限される中での事業転換と価値創造~」
https://www.mskj.or.jp/report/3445.html

2020年 8月

研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑦ 社会の変化とアートのあいだ ~重岡晋塾生~

重岡晋/松下政経塾第38期生

コロナ禍に思う⑦ 社会の変化とアートのあいだ ~重岡晋塾生~[1]
こんにちは。38期生の重岡晋です。
 
私はアートをビジネスに活かすと言うテーマのもと、これまで企業研修や新商品開発に取り組んできました。
私たちが生きる現代社会は、時に突然世界を変える様な出来事が起きて、時に当たり前と思っていた前提が大きく覆ってしまう事があります。
アフターコロナ、withコロナなどと言われるこれからの時代において、私たちの価値観やライフスタイルはどの様に変化するのでしょうか?また、この様な社会変化の中において、アートから何を考えられるか?私なりにアイデアを考えてみました。
 
1.ライフスタイル:心の栄養としてのアート
 
食が体にとっての栄養である様に、アートは心の栄養として私たちに豊かさを与えてくれます。生活必需と言うと食品や生活用品など、実用性を伴うものがまず想起されますが、私はアートも生活必需だと考えています。鬱々とした生活の中にあっても、芸術作品は生活空間を彩り、精神的豊かさを満たす、そんな役割を果たしてくれるので、有事の際こそ必要なものなのではないかと思います。今後、健康というテーマに人々の関心が向かうと思いますが、心身ともに健康である事を考えると心の栄養としてアートはライフスタイルの中に必要な存在だと思うのです。
 
2.ワークスタイル:アトリエ型のライフスタイル
 
アーティストには自分の仕事場としてのアトリエと生活を一つの拠点で完結させるSOHO型のライフスタイルの人が多くいます。日常生活は作品制作のアイデアを得られる場ですので、仕事と切り離された存在ではありません。以前から取り組まれていた働き方改革ですが、期せずしてリモートワークが加速し自宅での時間が増加した方が多くいます。人口密度の高い都市空間での感染症リスクが明らかになった今、自宅で生産活動をする、アトリエ型のワークスタイルからヒントが得られるかもしれません。
 
3.エデュケーション:クリエイティビティは失われない資産
 
コロナウイルスの影響で、世界各国の経済は大きく変化し、金融市場もリーマンショック以来のパニック相場になりました。私は世の中に変化があっても失われない資産の一つとして、人間のクリエティビティがあると思います。商品やサービスなどは時代の変化によって淘汰され、失われる事もありますが、「また新しく何かを作ろう」という人間の想像力・創造力は時代の変化によって失われる事がありません。作ったものが失われてもまた作ることができる。この考え方は、不確実な世界を生きる上で精神的な安定につながりますし、とても重要なことだと思います。アート作品の実製作は創造と破壊の繰り返しの作業です。この手の考え方や能力の基礎を養うことができますので、教育の中の位置付けとしてもその価値を見直しても良いのではないかと思います。
これまで前提としていた価値観が見直される今、美意識や感性、創造性を育むアートの意義について引き続き考え、社会経済活動と共にどういった新しい価値を作ることができるのか、模索を続け、実践をしていきたいと思っています。

写真:直島の風

2020年 7月

研修活動3・4年目 がんばらないおせち~日本の食と家庭を考える新しい提案~

髙橋菜里/松下政経塾第38期生

昨年末の話になりますが、私自身、初めての書籍となる『がんばらないおせち(https://www.amazon.co.jp/dp/B082S6VPD4)』を電子書籍出版させていただきました。改めて、支えていただいた皆様に、厚く御礼を申し上げます。ありがたいことに、Amazonランキングでも反響を頂き、多くの方に喜んでいただくことができました。あれから4か月が経ち、現在、2冊目の執筆にとりかかっています。書籍の中では語れなかった裏側や私自身の思いを、ここに残したいと思います。
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●『がんばらないおせち』出版に至ったきっかけ
 きっかけは、ランチ交流会で知り合った家庭と仕事を両立する兼業主婦たちの何気ない会話でした。「今年おせちつくるのどうしよう」「おせちはつくるのが面倒」「今年はもう買っておしまいでいいや」・・・江戸時代から続く日本の伝統文化が、令和時代の主婦たちの負担となっていました。しかし、話を紐解いてみると、おせちが嫌い・おせちが食べたくないというわけではなく、おせちは食べたいけれど、つくることに抵抗がある・おせちは特別な料理に思えるなどと普段の料理よりハードルが高いイメージを持っていることが見えてきました。
一流のプロたちが監修しているおせちのレシピには、手間がかかる工程や、時間を要する内容が多く存在します。その印象からか、忙しい主婦たちにとって、おせちとは、がんばって背伸びしてつくる料理になっていました。おせちとは、ハレの日の料理ですが、普段の料理の延長線上にあります。もちろん、手間や時間をかけてつくるレシピはとても貴重なものです。ですが、それだけでは、おせちは料理好きや料理に慣れている人にしか手が出せないものになってしまう。もっと手軽に、料理が苦手な人、おせちをつくったことがない人、おせちをつくる時間がない人たちにも気軽に手が届くレシピを提案することで、日本の大切な食文化に触れてもらえるきっかけづくりができればという思いから、この本をつくろうと決めました。

●『がんばらないおせち』のこだわり              
 本をつくる上で、一番こだわったのが目次です。目次(https://www.amazon.co.jp/dp/B082S6VPD4)をみていただくとわかるのですが、そのおせちに込められた意味と、それを現代的にアレンジする手法が一文でわかるように明記することを意識しました。本当に料理なんてつくらないという人には、目次を読んでくれるだけでもためになるような構成にしています。レシピについても、試行錯誤を繰り返し、炊飯器で黒豆を炊いたり、材料二つでおせちを再現したり、いかに初心者が実践できる簡便さを追求するかにこだわりました。『がんばらないおせち』に書かれているすべてのおせちをつくっても、一般的なおせちレシピより、1/4程度の時間でつくることができます。 

●おせちの魅力 
 おせちときくと、食品メーカーがつくるおせち商品を食べれば充分だと思う方も多いかもしれません。ただ、おせちには、単なる日本の食文化と一言で片付けきれない魅力があります。

(1)粋な日本人の発想
 おせちには黒豆やエビの料理がありますが、“まめ”に暮らせるように、えびのように腰が曲がるまで長生きできますようにといったふうに、素材の名前、形、姿から、験を担ぎます。このような言葉遊びは、江戸に生まれたのですが、いまなお現代に続いているということは、当たり前のように見えて尊いものです。
食材や料理に、意味合いを付加して価値をつけ文化にすること、この江戸時代の庶民の流行が流行に留まらなく文化に昇華した姿には、現代を生きる私たちが後世になにを残していくかを考えていく上で、学ぶべき視点が多くあるのではないでしょうか。
 

(2)おせちは日本の農林水産業が詰まっている
 和食は、海外も認める健康食です。その所以は、自然の恵みを大切にし、多様な食材の素材そのものを生かすことなどにあります。これは、南北に長く四季に恵まれた日本の地理環境がもたらした財産です。昨今、農業体験や食育などが広まりつつありますが、昔のように農家との距離が近いわけでも、自然がそばにあるわけでもありません。しかし、和食、とりわけおせちという料理は、日本の農と食をつなぐ媒介ともなりうるのです。さらに、海のもの、山のもの、肉だけでない、野菜だけでない、おせちに含まれる多様な食の要素は、日本の農林水産業の縮図が描かれているように思います。

(3)おせちはコミュニケーションツールであり、現代こそ取り入れるべき視点
 久しぶりに会った親戚たちと、なにから話せばいいものか・・・そんな時、おせちという日本人の共通言語があることは、対話のきっかけにもなります。食事というコミュニケーションツールは、家庭内の対話を生む役割をもちます。
 また、おせちには年始の三が日くらい家事を休もうという意味合いも込められており、保存がきく品が多いことが特徴です。保存性や利便性の高い食事のつくり方はもちろん、家事を適度に休んだり主婦を労う考え方は、共働き世帯が増えてきた現代こそ大切にすべきかもしれません。       

(4)料理が上手になりたいと思う人ほど、おせちにトライしてほしい
 おせちには、和え物、焼き物、煮物というように和食の基礎が詰まっています。年に一回の行事で集中的に和食のいろはを体得できるおせちは、料理がもっと上手になりたいと思う人にぜひトライしてほしい行事食のひとつです。自分でつくり、素材や調理法について知ることは健康管理の第一歩にもなります。おせちづくりを通して、和食に親しむきっかけになればと思っています。

●おせちと志がどうつながっているのか?
 私は、食改善を通じて健康増進を促す活動をしています。それは、自分自身の入院生活から、健康であるということが、人生の選択肢の幅を広げることにつながると体感しているからです。個人の食生活はもちろん、食環境によっても健康は左右されます。私は、東日本大震災の支援活動時に食物アレルギーがあるため備蓄食が食べられない方がいるという現実に直面しました。誰もがいかなる状況下においても食べることも困らず、健康的な食習慣をおくることで社会の多様性を生み出す「食のバリアフリー」を実現することを私は志に掲げています。
 おせちの本と私の志がどうつながっているのかと思われるかもしれません。もちろん、本を一冊書いたからといって志が実現する訳ではありません。今回は、おせちを切り口に、日本の食や家庭が抱える課題と向き合い、新しい手法を提案することで、目の前の食事を考えるきっかけになればと思い、つくりました。本を出してから、連絡をいただく機会が増え、「その視点はなかった」「こんな本ほしかった」「悩みが解決できた」といううれしい声をきくことができました。決して大きな成果とは言えないかもしれませんが、こうした地道な積み重ねが、少しずつ意識や行動を変えていくんだと実感しています。

●今後の展望
 電子書籍出版の強みは、私の行動領域を超える範囲で、より多くの方々にサービスを提供できることにあります。新型コロナウイルス感染症が拡大する前の話になりますが、ビジネス交流会で名刺交換をさせていただいた際に、「もしかして、おせちの本を書かれている方ですか?」と聞かれたときには、拡散力の強さ、影響力の大きさに、可能性を見い出すことができました。             
 松下幸之助塾主は、塾生たちに、自分自身の政策や考えの具体策をもち、塾生生活の後半は、国内外へと講演行脚し練磨していくよう話していたそうです。徳川時代の飛脚と昭和の電話機を比較しながら、社会の生産性の追求を唱えていた方ですから 、40年経ったいまの塾生が、当時と同じような講演行脚していては、きっと怒られてしまいます。
 新型コロナウイルス感染症が拡大し、行動に制限がかかる時期だからこそ、時代に即した講演行脚の形を、自ら研究し、実践していく必要があると考えさせられるようになりました。
 これからの社会、健康への意識はますます高まります。食や健康の適切な情報が届く環境を整備し、食からはじめる健康管理を薦めることが、私の役割だと感じています。電子書籍だけでなく、WEB、動画、レシピ投稿などのバーチャル空間を生かしながらの実践活動を模索しているところです。自分にできることを小さく積み重ねていくことの大切さを、今回の電子書籍出版から感じました。バーチャル空間を生かした活動を実践していくことで、だれもが自分らしい健康とライフスタイルを手にし、多様性を生み出す社会をつくっていきたいと思います。

2020年 6月

研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑥ 金融の現場から社会保障を考える 〜宗野創塾生~

宗野創/松下政経塾第41期生

コロナ禍に思う⑥ 金融の現場から社会保障を考える 〜宗野創塾生~[1] コロナ禍に思う⑥ 金融の現場から社会保障を考える 〜宗野創塾生~[1] コロナ禍に思う⑥ 金融の現場から社会保障を考える 〜宗野創塾生~[1]
こんにちは。41期の宗野創(そうのはじめ)です。

私は4月に社会保障制度の再構築を素志に掲げ入塾しました。
以前は都市銀行で融資や資産の相談を担当し、現場で直接お客様と接してきました。
新型コロナウィルスの影響が広がる中、担当をしていたお客様ひとりひとりの顔が浮かぶ毎日です。
イベント警備のアルバイトで子供を育てる20代の夫婦
フリーランスで生計を立てているネイリスト
給与や家賃等の固定費負担が重く、手元の資金も少ない飲食店
製造元であるアジアの工場がコロナの影響で休業し、販売先もないアパレル企業・・・

危機下では「ギリギリの生活」をストップできない人々にしわ寄せが来ます。
これらは平時における、就労の困難さ、家計の不安、企業の薄利構造、人件費高騰と人手不足など、現役世代が抱える課題が危機によって顕在化している現実です。

私たち41期もコロナ感染拡大防止の観点から、入塾後すぐにweb会議を活用したリモート研修の形をとっています。
そうした中、この危機を一つのきっかけにして、41期全員で「危機管理」をテーマに共同研究を始めることにしました。
危機管理には一般的に「準備・予防」「対応」「復旧・復興」のプロセスがあります。
私はコロナ後の社会を見据え、「復旧」にとどまらず「余裕と安心感のある家計・事業経営」の実現にむけた制度設計を「復興」メニューに組み込むことが、個人・社会の危機の「準備・予防」につながると考えます。
現役世代への保障の充実(全世代型社会保障)、税制の見直しと地方財源の確保等、自らの素志にもとづき選択肢を提示するべく今後も修練を積んで参ります。

(写真1)2018年鹿児島市内
(写真2)塾主研究報告会
(写真3)塾主研究
研修活動3・4年目 コロナ禍に思う⑤ バーチャルでも出来ること 〜髙橋菜里塾生~

髙橋菜里/松下政経塾第38期生

コロナ禍に思う⑤ バーチャルでも出来ること 〜髙橋菜里塾生~[1] コロナ禍に思う⑤ バーチャルでも出来ること 〜髙橋菜里塾生~[1] コロナ禍に思う⑤ バーチャルでも出来ること 〜髙橋菜里塾生~[1]
みなさん、お久しぶりです。
38期生の髙橋菜里です。

新型コロナウイルス感染症が広がり、周囲の状況が大きく変わりました。
しかし、立ち止まっているわけにもいきません。
松下政経塾生×管理栄養士として、愚直にやることが、今の私にできることだと思ってます。
私は13歳の時に病気で入院生活を経験し、「食べることは生きることだ」「食べ物で身体はつくられている」と身をもって感じました。その経験から、私は、食と健康をテーマに研修しており、リアルとバーチャルの両側面から食改善に向けたアプローチを展開しています。
リアルの活動はまったくできておりませんが、バーチャルの活動はできると思い、一気に方向転換しました。

現在、私が制作しているWEBサイト「しょくすり」にて、免疫力を高める食事について、いろんな角度から記事やレシピを制作しています。
▼しょくすり記事はこちら▼
◎免疫力UPレシピ特集
https://shokusuri.jp/covid-19-food/
◎免疫力を高めるおすすめ朝ごはん術
https://shokusuri.jp/morning/
◎サイトはこちら
https://shokusuri.jp
それだけでなく、静止画だけではなかなか伝わらないということから、YouTubeでの配信も始めました。
https://www.youtube.com/channel/UCf7T6ww8bpnWy3YxWpee0oA/
始めたばかりで試行錯誤ですが、しょくすりの情報を中心に動画配信していきますので、よろしければチャンネル登録をお願いします。

日々変わる状況の中でも、自分にできることをまっすぐやり、社会に少しでも貢献できるよう努力する。これが松下政経塾生らしさではないかと思っております。
こういう考えになれたのも、松下政経塾での先輩方の姿や様々な研修があったからです。
松下政経塾では、塾に来なければ知らなかった世界や、やらなかったであろう経験をたくさん積むことができます。どんな状況下でも生き抜く力を与えてくれるのが、松下政経塾の良さかもしれません。
研修活動3・4年目 コロナ禍に思う④ スマート農業の最前線 ~波田大専塾生~

波田大専/松下政経塾第39期生

コロナ禍に思う④ スマート農業の最前線 ~波田大専塾生~[1] コロナ禍に思う④ スマート農業の最前線 ~波田大専塾生~[1] コロナ禍に思う④ スマート農業の最前線 ~波田大専塾生~[1]
こんにちは。
39期生の波田大専です。
 
私の地元北海道では、本州よりも約3週間程遅く毎年5月下旬頃に田植えが行われます。今年度、農水省のスマート農業実証プロジェクトに採択された北海道当別町でも田植えが行われ、最先端の自動田植え機を活用した作業を私も実際に体験させて頂きました。
 
自動田植え機には、カーナビのようなモニタ画面が搭載され、GPSの位置情報を用いて誤差数センチの精度で自動走行します。従来は、田植え機の運転手1名に加え苗の補充者2名の3名体制で田植えを行っていましたが、運転が自動化されたことで2名体制での作業が可能となりました。ぬかるむ田んぼを真っすぐ走行するには熟練した農家さんの技術を要しますが、自動田植え機では農作業に不慣れな人でも写真のように真っすぐ綺麗に植えることができます。このようなスマート農業の普及は、労働力不足や後継者不足に悩む農業現場の生産性向上に向け、強力な切り札となることを現場で確信しました。
 
日本の食料自給率は、カロリーベースで37%と過去最低を更新しました。アメリカの政治学者イアン・ブレマー氏は、今回のコロナ禍を契機に国際社会はいっそうナショナリズムと保護主義に向かうと警告しています。有事の際にも自国で食料を賄えるよう、農業を守り発展させることはこの国にとって喫緊の課題です。日本の農業はこれからどこへ向かうべきか、そのあるべき姿の探求と実現に向けて引き続き研究実践活動に邁進して参ります。

2020年 5月

研修活動3・4年目 コロナ禍に思う③ 刑務所の新しいカタチ ~須藤博文塾生~

須藤博文/松下政経塾第39期生

コロナ禍に思う③ 刑務所の新しいカタチ ~須藤博文塾生~[1] コロナ禍に思う③ 刑務所の新しいカタチ ~須藤博文塾生~[1] コロナ禍に思う③ 刑務所の新しいカタチ ~須藤博文塾生~[1]
39期生の須藤博文です。
新型コロナウイルスにおける緊急事態宣言下の千葉県において、オンラインでのヒアリングや会議を行うなど研究・研修を行っています。当初の計画では、刑務所に実習に行く予定でしたが、まさに「三密」の場となる危険性もあるため、残念ながら延期となっています。
そこで、今回は新型コロナウイルスの影響下における「刑務所」について考えてみたいと思います。

まずは世界の刑務所についてみてみます。
3月11日、イランの刑務所内では、コロナ感染が拡大し、7万人の受刑者を釈放しました。
3月18日、ブラジル・サンパウロの刑務所では、感染拡大防止を理由に囚人たちの外出許可を取り消したところ、刑務所内で暴動がおこり、1400人が脱獄しました。
3月22日、コロンビア・ボゴタの刑務所で、コロナへの対策が不十分なことをきっかけに暴動が起こり、受刑者23名が死亡し、刑務官含め90名が負傷しました。
3月29日、タイ・ブリラムの刑務所では、新型コロナウイルスが所内で広まっているという噂が広まり、窓を壊したり、食堂に火をつけるなどの暴動が起こり、一部の受刑者が脱獄しました。
さらに、アメリカ・ニューヨークの刑務所内においては、感染者増大のため、3月末時点で650名の受刑者を釈放しました。

それでは、日本の矯正施設はどうなっているか目を向けてみましょう。
日本の刑務所等における新型コロナ肺炎の発症は、北海道月形刑務所の刑務官、東京拘置所在監の被告人、大阪拘置所の刑務官の3例のみであり、いまだ刑務所や拘置所がクラスターとはなっていません。幸いなことに、刑務所内部でデマが流布したり、暴動や脱獄なども起こっていません。
しかし、刑務所内部で、受刑者がマスクをつけられるかどうかは、マスクの在庫や監視方針などに基づき、それぞれの刑務所により判断が分かれています。こういった状況にくわえ、高齢者が受刑者の5分の1を占める現状では、感染が一旦広まれば刑務所内で集団感染が起こってしまう可能性は大いにあります。
さらに、5月現在、特定警戒都道府県においては、弁護人以外との面会が出来ない運用になっています。むろん非常事態ゆえにこういった運用もやむを得ないかもしれませんが、受刑者にとって1番辛いのが、外部との繋がりを絶たれることです。これは、拘禁症状を発症したり、暴動、脱獄の引き金ともなりえるので、再犯防止や更生支援に向けて、オンライン面会や、出所後に向けた刑務所内でweb企業説明会などの制度を整備する必要があると考えます。
また、あまり知られてはいませんが、最近では民間企業の受注を受け、各地の刑務所における刑務作業として、布マスクや防護服を製作しており、医療用ガウンの製作準備も始めています。民間企業や自治体においても、積極的に刑務所等への受注を行うことが大切です。受刑者が様々な仕事の経験を積むこと、社会に対する貢献をしていると実感することが、本人の更生にも繋がると信じています。例年、刑務作業品を販売する矯正展では、質の良い商品が安価で購入出来ると行列が出来るほどの人気となっています。

withコロナ、afterコロナの時代を迎え、私たち国民が新しい生活様式を取り入れていかざるを得ない以上、これからの刑務所をはじめ様々な機関も、ソーシャルディスタンスを保ち「三密」を防ぐ工夫や、開放処遇や最新技術を用いた新しいカタチを模索していくべきだと考えています。今後、刑務所での実習などを通じて、矯正施設のあり方などを探っていき、安心、安全な国づくりに邁進して参ります。

(写真1)昨年の矯正展(東日本成人矯正医療センター)
(写真2)医療用ガウン製作(横浜刑務所)※法務省提供
(写真3)マスク製作(加古川刑務所)※法務省提供
(写真4)マスク製作(岩国刑務所)※法務省提供
研修活動3・4年目 コロナ禍に思う② 福島のコミュニティ施設にて ~馬場雄基塾生~

馬場雄基/松下政経塾第38期生

コロナ禍に思う② 福島のコミュニティ施設にて ~馬場雄基塾生~[1]
こんにちは。
38期生の馬場雄基です。
 
私は、故郷の福島から、自分の街のことに当事者意識をもって取り組む者がつどう『わたしたち事のまち』を築きたいと思い、活動に励んでおります。
昨年より福島駅近くのコミュニティ施設『アオウゼ』にて研修し、福島市の職員とボランティアの皆さんと一緒に年間500以上のオリジナルの企画をつくる仕事に、事業総括コーディネーターとして取り組む日々です。
 
新型コロナウイルス感染症に伴う福島市の措置により、『アオウゼ』でも4月19日から約1ヶ月の休館となりました。(5月18日(月)から再オープン)
オンラインが日常的になりつつある中で、“つながりの質”や“学びの質”が変化しています。普段「会う」ことを目的としている私たちが「会わない」ことを要請された時に、一体何ができるのでしょうか。これは、全世界のコミュニティ施設の関係者が突き付けられた課題だと思います。 答えの鍵は、「オンラインとオフラインの融合」です。
直接的な対面を重視するオフラインに特化すれば、感染リスクを感じる方々の地域のつながりが希薄化するだけではなく、学びの機会を失わせてしまいます。一方でどこでもつながることができるオンラインに特化すれば、電子機器を扱いきれない方々へ情報を届けられず、また災害などでハード面が被害を受けた時には機能しなくなります。
だからこそ、双方のチャンネルを使いこなす必要性があると考え、職員・行政の方・地域の方と相談を重ねて、アオウゼの動画サイトを5月12日にリリースいたしました。
その名も!「どこでもアオウゼ・チャンネル」です。
http://f-aoz.jp/aoz-channel.html
 
どんな時でも、住民のつながりを深められるか、生涯学習の学びを止めないでいられるか。
そして「こんなまちをつくりたいんだよな」と住民の方と一緒に希望を持ち続けることができるか。この問いに挑み続けていくことが、コミュニティ施設に課せられた使命であり、可能性だと思います。
 
子どもからお年寄りまで、年齢や職業関係なく、みんなで考え、実行していくまち、『わたしたち事のまち』の実現に向け、一歩一歩進んで参ります。
どうぞアオウゼの応援と、チャンネル登録をよろしくお願いします。
研修活動3・4年目 コロナ禍に思う① 農業現場における外国人技能実習生 ~波田大専塾生~

波田大専/松下政経塾第39期生

コロナ禍に思う① 農業現場における外国人技能実習生 ~波田大専塾生~[1] コロナ禍に思う① 農業現場における外国人技能実習生 ~波田大専塾生~[1]
こんにちは。
39期生の波田大専です。
 
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、農業現場でも大きな打撃を受けています。その1つが、来日する予定であった外国人技能実習生が来られなくなってしまったことによる深刻な労働力不足です。
 
私の地元北海道では、約1万人の技能実習生を抱えており、そのうちの約8割が農業をはじめとする食の現場を支えています。農繁期を迎える農業現場にとって、頼りにしていた技能実習生が来日できないことは致命的です。手間のかからない別の作物への転換や、農協職員が残業して作業する等、やむを得ない対応を迫られている状況です。
 
このことから、外国人材に依存した農業は食料自給・食料安全保障の観点から極めて脆弱なものであると危機感を感じました。農水省は今年2月、牛や鶏の「飼料の自給率」を論点に食料自給率の新指標を提唱しましたが、外国人材への依存度が高まる中、今後は真の自給率を示す上で「労働力の自給率」も勘案する必要があるのではないでしょうか。
 
外国人材にできる限り依存しない自立した食料生産を実現するためには、少ない人手でも効率良く作業ができる生産性の高い農業経営が不可欠です。最先端のロボット技術やICTを活用したスマート農業の実現の重要性をあらためて強く感じました。自粛ムードの中できることは限られますが、引き続き研修に打ち込んで参ります。
 
※写真上 三重県津市(株)浅井農園にて2019年6月撮影
 写真下 松下政経塾講堂にて2019年3月撮影
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