豊かな東京湾　～海を活かしたまちづくりを～

津曲俊明塾生（第29期生）

写真は名物アサリをキャベツと炒めて塩コショウで味付けたしたもの。船橋にあるサッポロビール工場直産の生ビールのつまみに最高！

3年間の塾生期間も折り返し地点を迎え、いよいよ29期生は塾を飛び出し各地に散っていった。私はふるさと千葉県に戻り本格的に千葉県西部地域の振興のための研究活動を開始した。秋は各地域での祭りや行事が目白押しである。研修テーマである「医・食・住」をキーワードとした地域振興のうち、食にまつわるものとして「船橋港まつり」に参加した。船橋は三番瀬という豊かな海があるにも関わらず、市民からは海は遠い存在である。
今回、海をこよなく愛する地元漁業協同組合長のご厚意で漁船「太平丸」に乗船させていただき、東京湾から初めて千葉・東京・神奈川をのそんだ。三番瀬の上空をガンの群れが飛び交い、アサリ漁や海苔を養殖する漁船の姿も見られる。遠く浦安や東京の高層ビル街をのぞむ中でここだけが生物の楽園である。

地元の仲間と海を活かしたまちづくりについて語り合う。