待った無しの都市の高齢化　～住宅と福祉を見つめて～

津曲俊明塾生（第29期生）

１週間の住宅・福祉研修期間を設け、介護研修、特養ホーム訪問、厚生労働省ヒアリング、東京都の高齢者住宅政策のヒアリングを集中的に行いました。
30期生・添田勝塾生の紹介で、セントケア株式会社の事業所にて介護現場研修をさせていただきました。

21期生の佐藤広典都議と東京都の高齢者住宅政策「東京モデル」をヒアリング。 今後、千葉、埼玉、神奈川の三県は急速な高齢化を迎え、2015年には埼玉：176万人（2005年に比べて63万人増）、千葉：160万人（同53万人増）、神奈川218万人（同70万人増）となります。一方で高齢者施設の整備は計画通りには進まず、介護士の方々は厳しい労働環境によって21.3％の離職率、25.3万人（H18年度）もの離職者を出しています。ハードもソフトと一体となった国と地域の政策のあり方が今あらためて問われています。