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昨年から医療・環境・地域・教育と塾生がそれぞれのチームに分かれて、期を横断した研究会を立ち上げている。今月は研究会別に1週間の集中合宿ということで、各チームが全国に飛んでいった。私が所属する医療研究会では昨年度は「医師不足」をテーマに研究を行った(日経BPに掲載)。昨年度の実績を踏まえて、今年度は二次医療圏(複数市町村にまたがる規模)での最適な医療体制とは何かを探る「地域医療経営」をテーマに、1年間の研究をスタートした。
医師不足、看護師不足、診療報酬の改定、地方交付税の削減などによる一般会計の窮迫などによって、自治体病院はマンパワー・財政の両面から存続の危機に立たされている。2008年10月に市民病院が休止となり、現職市長へのリコールが成立したことで有名な千葉県銚子市を訪れ、地域医療崩壊の危機を実感するとともに、地域の疲弊と自治体病院経営における首長のリーダーシップのあり方についてあらためて考えさせられた。
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