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第31期生5名は、昨年4月から「日本農業の再生」をテーマに、共同で研究に取り組んできた。2030年の日本を見据え、あるべき日本農業の姿を目指し、実際に農業にも従事し、農家・政策担当者・専門家からお話を伺ってきた。
今回の震災を受け、直ちに震災奉仕活動として宮城県に入った。津波で甚大な被害を受けた多くの農地。瓦礫が山積みで排水機施設が壊滅しているため除塩ができず、被災農家は農業再開の目途が立たず途方に暮れている。農業の情熱が途絶えたという高齢農家の声。東北の農業は、そして日本の農業はどうなってしまうのか。
このような思いで、被災農家から伺った生の声をもとに、現在、「宮城県農業復興提言」を作成している。完成後は現地で提案する予定だ。本提言が宮城県の復興に向けての一助となり、さらに、日本農業の再生につながるよう、共同研究のリーダーとして責任と覚悟を持ってやり遂げたい。
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