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震災直後から、被災地への物資の支援活動や避難所等での奉仕活動、瓦礫撤去などに携わってきた。私は「自治体経営研究会」の一員としても、岩手県陸前高田市の避難所を訪れた。4日に1回しか入浴できない避難所の方々。そんなつらい状況を少しでもやわらげたいとの思いで始まった「自然エネルギーを活かした東北地方の震災復興」。これが今年度の「自治体経営研究会」のテーマである。兵庫県播磨町の福寿喜寿郎氏らエンジニアグループが開発した「太陽光ボイラー」は、何枚もの鏡を使って太陽光を集中させて水を沸騰させる仕組み。
これを運搬しやすいよう小型化し、6月初旬に陸前高田市で被災者に入浴施設として提供する計画だ。この「太陽光ボイラー」は、被災地での温室ハウスの暖房としての活用など、様々な可能性があると考えている。陸前高田市の復興、そして東北地方の復興のために、これからも被災地の現場に入り、地域の声を真摯に聞きながら、自分のできることを精一杯やっていきたい。
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