美しい川づくりを通してまちの絆をつくる　～船橋市海老川親水祭り～

津曲俊明塾生（第29期生）

千葉県船橋には海老川という船橋の中央部を流れ、三番瀬東京湾に注ぐ流域面積27.1平方キロメートル、指定延長2.7キロメートルの河川があります。源流は私の母校御滝中学校の近くであり、私が小さい頃によくザリガニを取りに行ったものです。
この海老川を舞台に今年で25周年を迎える故郷船橋の海老川親水祭りが6月6日に行われました。この祭りは船橋にとって母なる川による災害を減らし、清流を取り戻そうという市民の力で始まりました。

今年も本町５丁目自治会を始め市内の様々な方が半年以上前から「市民がつくる祭り」として準備をしてきました。私も今年はボート、カヌーの係を担当させていただき、中学の同級生らと共に多くの子供たちと水辺で遊びました。
当日は晴天となり、親子連れをはじめ約3万人の来場者を迎え、賑やかなひと時を過ごしました。多様な世代が川や祭りを通してつながっていく･･･。ベッドタウンからホームタウン、ライフタウンへと船橋が変わっていくきっかけにしたいものです。