製造実習　於：滋賀県・パナホーム本社工場

「ものづくり」の現場を学び、「商売」の体験を通して、経営の要諦を探究する目的で、今年度も約3週間、パナホーム本社工場（於：滋賀県東近江市）にて製造実習を行った。

工場の概要説明

パナホーム本社工場・平生本部長より工場についての概要を伺う。実際の実習期間は短いが、ラインに入って少しでも戦力になるよう基礎知識を身に付ける。

津曲俊明塾生

屋根の枠組み作りに取り掛かる津曲俊明塾生。ラインにおける１人分の仕事の概略を覚え、実践することができた。作業における工夫や観察をしようという意識を常に持ち続けなければならない。

大谷明塾生

外壁にウール剤を詰め込む大谷明塾生。工場内はとても暑い。断熱材のグラスウールの粉が袖や服の中に入り、チクチクとしてかゆく、肌もかぶれる。そんな中で黙々と仕事をこなす工員の方の姿には本当に頭が下がった。

西田一平太塾生

外壁の合間に慎重にコーキング剤を塗布する西田一平太塾生。二週目に入る頃は、徐々に職場環境にも慣れ、パナホーム社員や派遣の作業員の方との打ち解けたコミュニケーションが取れるようになってきた。

北川晋一塾生

外壁の中に充填するウール剤を手に持つ北川晋一塾生。熟錬の技を持たれる方々にご指導いただき、単調作業の中にも奥の深さを知り、仕事を楽しむことができた。

高橋宏和塾生

外壁の枠組みにジンキーを塗布する高橋宏和塾生。現場レベルでのモノ作りの丁寧さや、ミスを徹底的にチェックする姿勢、作業者の安全を守る仕組みなどを身をもって学んだ。

冨岡慎一塾生

コーキング剤が他の部分についてしまわないよう、外壁にマスキングテープを貼る冨岡慎一塾生。現場の人達とも積極的に会話をすることで、自らの仕事に対する様々な考え方や意見があることを知り、多くを学んだ。