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10月前半は酪農実習の風景をご紹介します。
第27期生は、10月2日から10月5日まで山梨県北杜市の清里高原において酪農実習を行った。牛や馬の世話を通して、一次産業の厳しさを学び、同時に清里の町づくりについても学んだ。
清里の観光名所のひとつ「萌木の村」で手回しオルガンの製作工房を営む、脇田直紀氏からお話を伺った。やりたいことや好きな事にとことんこだわり抜くことで道が自然に開かれていくこと。そして、天地自然に対する感性を大事にする事などを熱っぽく語って下さった。
茶色の毛に丸くて澄んだ瞳のジャージー牛を相手に、搾乳や放牧を行った。搾乳はテレビなどで見たことはあったが、実際は生易しいものではなく、搾乳機を付けている間に糞尿をされ、終わった頃には体中が糞尿まみれになっていた。
普段何気なく飲んでいる牛乳がこれだけの苦労を経ているものだとは…。酪農に携る方々に心から感謝したい。
観光牧場で乗馬などを楽しめる小須田牧場で、馬の餌やり、馬房の清掃、乗馬、餌(雑草)集めなどを行った。
馬も人間同様コミュニケーションが大切で、いい加減な気持ちでやっていると、それが馬にも伝わるようだ。真剣に心を込めてブラッシングしないと、足を踏まれることもある。
観光カリスマに認定されている舩木さんから岩だらけの寒冷の地「清里」をいかにして開発していったか。その開拓の歴史と一時期の清里ブームが終わってからの町おこしについてお話を伺った。
人を感動させるものこそ価値がある、との言葉どおり、萌木の村は景観・イベントともに、来る人に感動を与えるものだった。
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