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松下政経塾の設立趣意書には追求すべき基本的命題が3つあると記されている。
「人間とは何か」「日本の伝統精神とは何か」そして「天地自然の理とは何か」である。
このうち「天地自然の理」を、森の命の営みを体感しつつ学ぶという観点で、昨年度から営林実習が導入された。
今年は、森を夏と秋の2つの季節から見つめるべく、2回に分けて実習を行うことになった。今月ご紹介するのは、その前半部分である。
初日の開校式にて、熊野川町の新家町長(右端)からお話を頂く。和歌山県庁と熊野川町森林組合の関係者にもご出席いただいた。
山での作業ということで、全員自前で作業服を調達。とび職風、電気工事風、自動車修理工風、キャディー風などいろいろ…。日頃剣道や体育でしごかれているとはいえ、木槌で杭を打ち込む作業などやったことはない。相当体力を消耗する。営林所の皆さんは、毎日このような作業をして、森を守っているかと思うと本当に頭が下がる。
熊野川町森林組合の田中参事とともに記念撮影
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