月例報告

社会主義市場経済。今中国が行っている前代未聞の室験の名である。
社会主義の政治理念としての共同繁栄と平等という絶対命題を堅持しながら資本主義の経済システムであり、万人対万人の競争を意味する市場を通じる価格決定という経済原理を共に運用。これが社会主意市場経済システムの定義である。しかし、周知のように社会主義、そして社会主義が理想である共産主義の場合はその生成起因が市場の論理が持っている酷い面、即ち、巨大な資本を利用する資本家一遍度で利用されて来た弱肉強食の論理からの疎外者達であるプロレタリア無産階級の利益を保護するためであった。要するに、元々は社会主義の経済システムは共同所有に基づいて徹底的に市場競争論理に反する国家価格機構による価格統制というスタイルで運営されてきたである。

それなのに、中国ではこの二つのアンバランスの要所がミクスされて７８年以後＜とう小平＞が主張した改革開放という時代的な要請の基本的な運用方針になって来たのである。普通の人には多少曖昧な意味で感じられる＜社会主義市場経済＞という世紀的な実験は、実は中国でもいろんな人に会って聞いて見たが、だれでもこれだという明確な定義を降ろすひとが見えなかった。みんあ＜とう小平＞の文選を引用することだけであった。即ち、＜黒猫であれ、赤猫であれ、鼠を取るならいい猫だ＞というとう小平の言葉だけ繰り返して強調しているだけである。

例えば猫が鼠を方法とか、鼠を取ってからの分配問題、鼠を取る過程の規則、鼠を十分に食べた後の新しい課題設定、鼠を取る時にけがをした猫の処理、そして鼠をとてからの黒猫と赤猫の間の功過評価問題などが全く見えない状況が今の中国である。論議されなきゃならないこのような問題さえ＜とう小平＞が述べた＜改革をしながら学ぶ＞という言葉で簡単に説明するだけである。結論的にいえば中国で今行われている激しい変化は＜とう小平＞ひとりの頭の中に入っている社会主義市場経済というテーマによって実施されていることである。だれでもこの実験の方向と結果に関して論理的に説明することができない状況である。

中国のこのような状態は周辺の日本、韓国にも来る２１世紀を予測不可能の不透明時代で認識させ、より高いの水準の中日韓の未来を作ることを難しくさせている。経済発展という地上課題に全力を入れている中国の今現在の段階を乗り越えて、これからの中国の課題になる情報化社会 言論自由 人権 環境保護 国際協力などの人間としての普遍的な価値と高い理念を達成するために周辺国は感心を持って助けなきゃならない時期になったと思う。

即ち、これからの中国観はいままでの経済発展という観点から目を移しって、政治改革と国際社会の一員としての責任と義務などに関しても中国の正しい役割を期待しなきゃならないのである。

今の展望ではこのような中国の役割に関する論議は来年のアメリカ大統領選挙で激しく非難されると思われる。そして中国の場合は国の自尊心と内部の団結のためにアメリカの反応に関して正面対決する可能性が多い礦思われる。そして米中の対決の中で中国周辺国は再び緊張状態に入ることはまちがいないのである。

このような中国をめぐる国際環境に対して私が考えているのは、日本と韓国は 考 家族 名分 義理等のアジア特有の価値に基づく共同認識によって互いの信頼関係を駆逐、中国のことをアメリカに理解させる代わりに中国に対しても欧米の価値を十分にアピルするという仲介役割をするのが今の段階の正しい役割だおもう。

２１世紀 中国が何処に行くのかは中国自国の決定と共に日本韓国の協力によっても最後の道も決められると思う。