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2022/12/7

「なぜ地方から女性がいなくなるのか」~地方創生の現場から事実に学ぶ~ 開催

  第三回となる本イベントでは、中貝宗治氏(一般社団法人アートアクション理事長/前豊岡市長)をお迎えし基調講演をいただきます。地方の人口減少という課題を「女性」の観点から掘り下げます。
 中貝氏は兵庫県豊岡市にて5期首長を務める中で20代の人口回帰率の低さに着目され、男性に比べ近年ますます女性が地元に帰ってこなくなってきているという現実に直面されました。いつのまにか地域に若い女性が消えている・・・。
 「地域は、女性に家事・育児・介護以外の役割を期待してきたのだろうか。」と日本中の人口減少地域に疑問を投げかけます。

 後半では地方創生のまさに最前線でジェンダーギャップ解消に取り組む中貝氏と地域で地方創生を目指し、活動中の塾生と共に「地方に若い女性を増やすにはどうしたら良いか」をテーマにクロストークを行います。
 皆様のご参加をお待ちしております。

ちらし(PDF版)こちら

登壇者紹介

中貝宗治氏 (一般社団法人 豊岡アートアクション理事長/前豊岡市長)

プロフィール
1954年豊岡市生まれ
1973年兵庫県立豊岡高等学校卒
1978年京都大学法学部卒
1978年兵庫県庁入庁
1987年大阪大学大学院経済学研究科経営学専攻前期課程修了
1990年兵庫県庁退職
1991年兵庫県議会議員当選(3期)
2001年旧豊岡市長就任
2005年新豊岡市長就任(4期)
2021年一般社団法人豊岡アートアクション理事長就任
 

登壇者 中貝宗治氏からのメッセージ
 はじめまして。
  2021年4月、20年務めた豊岡市長を退任し、豊岡アートアクション(TAA)という一般社団法人を立ち上げました。演劇をまちづくりに活用する「深さを持った演劇のまちづくり」を進めています。今、最大の挑戦は、「認知症×演劇」です。理事11名中7名が女性です。
 ジェンダーギャップの解消を問題にするとき、大きく二つの視点があります。
一つは、「ジェンダーギャップという社会構造は、社会に極めて大きな弊害をもたらしているので、その構造を変えよう」という視点です。
 もう一つは、「ジェンダーギャップという社会構造は極めて不公正で不平等なので、その構造を変えよう」という視点です。
物事を変えようとするとき、私たちは、事実の積み重ねと理念の間の往復運動をしなければならないのだと思います。
 豊岡で、私たちがどのようにしてジェンダーギャップの解消に本気で取り組むことになったのか、その歩みを追体験していただきながら、皆さんと議論を深めていきたいと思います。
 では、お会いできることを楽しみにしています。
 

現役塾生

小林祐太(40期生)
神奈川県横須賀市出身。立命館大学政策科学部卒業。在学中に故郷・横須賀が著しい転出超過に直面している現状を知る。入塾後、人口減少時代における郊外都市の在り方、少ない人口にあっても仕事や生活において一人ひとりが輝くことのできる街の実現について研究・実践している。


伊崎大義(42期生)
福岡県北九州市出身。大阪大学人間科学部卒業後、関西電力で燃料貿易、オトバンクでITビジネスに携わったのち入塾。この国の閉塞感を打ち破るには、自立した地方政府による多様なソリューションの追求こそが重要であると考え、地方分権と国内外の都市間連携を通じた日本の繁栄を目指す。


大瀧真生子(42期生)
1997年生まれ25歳。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業後(大学卒業後)、松下政経塾に42期生として入塾。スポーツジェンダーをテーマとし、現在はWEリーグ/なでしこリーグ事務局にてインターン。スポーツ分野だけではなく、女性活躍やジェンダー問題に取り組み、政経塾内でも「生理を知るための研修」 を開催。

主催

松下政経塾

協力

willink

後援

神奈川県

開催日時

2023年1月18日(水)19:30~21:00

開催場所

オンライン(zoom)

参加費

無料

プログラム

19:30~19:40  開会挨拶
         塾紹介映像上映
19:40~20:10  基調講演 中貝宗治氏
         (一般社団法人 豊岡アートアクション理事長/前豊岡市長)
20:10~20:30  質疑応答
20:30~20:55  クロストーク
         「地方に若い女性を増やすにはどうしたら良いか」
20:55~21:00  お知らせ・アンケート
         終了
※プログラムは一部変更することもございます。ご了承ください。

お問い合わせ先

松下政経塾 研修局
担当 大瀧真生子(42期生)
   榎本絵美
kenshu@mskj.or.jp

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