「高校生版神奈川県議会」の現場調査

西野偉彦塾生（第31期生）

7月下旬から、神奈川県庁で「かながわハイスクール議会2011」（公益社団法人日本青年会議所主催）が開会している。県内の高校生107名（県議会議員定数に準じる）を集めて「高校生議員」として“模擬神奈川県議会”を開催する試みで、今回が6年目。私は、出場している県立湘南台高校で今年9月から「政治参加教育」に関わらせて頂くことになった関係で、「かながわハイスクール議会2011」の取り組みを参考にするべく、見学およびヒアリング調査を行った。

「高校生議員」は、実際に神奈川県議会議員も利用する委員会室を用いて、「地域活性化」や「高齢化社会」など8つのテーマについて真剣で白熱した議論を繰り広げていた。こうした一年に一度のイベントも大事にしつつ、今後は日常的に政治を考える機会を創っていくことが求められていると感じた。