「日本に求められる人材」について討論

西野偉彦塾生（第31期生）

これからの日本に求められる人材とは何か―。私自身、「教育」をテーマに掲げて実践活動を行っている塾生の一人であるが、この大きな命題は常に頭から離れない。そんな中で、６月下旬に松下政経塾に来塾された大学や企業、NPO等に所属する方々とこの命題について討論をする会が催され、私も都内から塾に戻り参加させて頂いた。

もちろん意見は様々だったが、国難の時代だからこそ「自ら挑戦する意志を持った人材」が求められているのでは、という声を多く伺った。松下幸之助塾主も生前、“言いだしべえ（言いだしっぺ）”になる重要性を繰り返し訴えていたと聞く。その気概をもって自らの志を成し遂げなければという思いを新たにした貴重な機会だった。