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5/21から2週間のロングラン。入塾して間もないこの時期の研修は、正に「塾主を知る」研修。PHP総合研究所での塾主研究講座や塾主ゆかりの土地を訪ね、松下政経塾の建塾の理念と塾生としての使命を認識する研修である。
我が国の将来に憂いを感じ、政経塾という構想を現実のものとした塾主の政経塾への想いを伺い、塾生としての使命感を再確認した。
3年間をかけた塾主の人間観追求と素直な心の涵養は、塾生にとって絶対的なテーマである。今回、PHP総合研究所において膨大な塾主の資料に囲まれてじっくりと研修が行えたことは非常に有意義であった。
お家元を待つ塾生達。
いささか緊張の面持ちである。おもてなしの心でぬくもりのある人と人とのかかわり方、「和敬清寂」の精神がいかに重要であるかを実感した。
東山山麓南禅寺畔にあり、敷地面積は約5000平方メートル。松下電器の迎賓施設でもある真々庵を訪問した。全ての草木にも塾主の想いがちりばめられた庭園は趣きがあり、深い感銘を覚えた。一般には非公開である神聖な場所への立入りを許可してくださったことに心より感謝申し上げたい。
引揚げ・語り部の会の方より、ご講話を頂いた。辛く悲しい歴史事実だけでなく、史実に触れ今日のように平穏に暮らせることの尊さが、どれだけ大きな犠牲の上に築かれたかということを改めて認識しなければならない。
飯尾醸造では、お酢の生産から見える日本の農政や国際食糧危機に及ぶ広範囲な視点でのご講義を頂いた。原材料のお米は伝統的な有機農法によるもの。ご指導を頂きながら実際に棚田で苗を植える。収穫までの苦労を知ればお米一粒たりとも無駄には出来ないのである。
日本の棚田百選にも名を連ねている「丹後の棚田」。景観は本当に美しい。近くには日本三景の一つ、「天の橋立」もあり、わが国の自然の美しさを感じることができた。
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