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今年度も、松下政経塾の創設者である松下幸之助ゆかりの土地と人を訪ね、塾生の使命を再認識するべく6日間に渡って関西研修を行った。
関西研修は、塾主の墓参から始まった。入塾のお礼をするとともに、自らの使命に対する堅い誓いをした。
塾主 松下幸之助の創業の地を訪れ、大開町の方々とも懇談した。従業員を大切にする姿勢は、創業当時からの伝統なのだと実感した。
90代半ばにも関わらず、相変わらずかくしゃくとして、ウィットに富んだお話をされる松下理事長。塾主の様々な素顔を知ることができ、貴重な機会となった。
技術館では、松下電器の技術革新の歴史が一 望できた。前重さんのご説明もきめ細やかで「おもてなしの心」を感じた。
塾主の経営者としての足跡を理解する上で、非常に役立った。塾生として活動を続ける中でもう一度訪れたら、きっとまた違った感慨があるに違いない。
以前は塾主の住居だった光雲荘を見学。日本建築の粋を極めた建築物であり、日本の伝統文化のすばらしさを実感した。
テレビでは何度も現場の中継を見てはいたものの、実際に足を運んでみると、その衝撃の凄まじさたるや筆舌に尽くしがたい。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、二度とこのような惨事が起こらぬよう、今一度、経営の真の目的について考えなければならない。
松下電器の迎賓館である真々庵は、凛とした空気に包まれている。塾主が日々瞑想をしていたという根源の社や、茶室には、未だその息吹が残っているようだった。
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