8月合宿（自治体経営）

2か月に一度、全在塾生が一同に集い研鑽を積む合同合宿が行われた。今回の合宿は自治体経営研究会主催により、「地域資源と地方（過疎化地域）の存在意義を考える」と題し、福島県奥会津地方の只見町において現地現場研修を行った。
只見町は交通の要衝にあり、かつて水源開発で栄えた町であるが、近年は人口縮小、高齢化に悩む典型的な地方都市である。
現地現場主義に基づき一次産業や教育など地域再生への取組み現場を訪問し、フィールドワーク、担い手の方々へのヒアリングや現地住民との意見交換を積極的に行い、只見町の抱える課題や魅力の再発見を試みた。最終日には地域住民や役場職員に対して、只見町の活性化プランを提案し、これからの日本の地方再生の鍵を探る一助となる有意義な研修であった。
今回の研修を快く受け入れ、様々な形で協力していただいた只見町の皆様に心より感謝したい。