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アパルトヘイト終焉後、15年が経過する南アフリカ共和国において約2週間HIV/AIDSのリサーチを行なった。現在もなお「人が創りだした差別」の傷跡のもとで、多くの人々が貧困と差別のなかで苦しんでいることを身をもって感じさせられた。主にスクワッターキャンプと呼ばれる不法居住地帯において活動を行った。写真にあるキャンプに住む子供たちの多くは、明るい笑顔を見せているもののエイズで両親を亡くした孤児達であり、基本的な教育や医療を受ける機会を奪われている。自分自身にとって次年度のケニアにおける活動の原点となった「現地現場」であった。
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