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金融地政学から日本の「国益」「国家」を考える
      ~SFP(Something for Public)講演会に参加~

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松下政経塾

2010/11/1

丹下大輔塾生(第30期生)

「公共を変革し一目置かれる日本を目指す」。この想いを抱く若者達の集いの場である「SFP」の講演会に参加した。
「国際社会における日本の国益」と題し、『「金融植民地」を奪取せよ』の著者で経済産業省の前田充浩氏の御講演を拝聴した。
講演の中で、「金融地政学」という観点から、現在のODAのあり方、また、日本のものづくりの力を国家戦略として世界に売って出る方策として「ファイナンスの強化」を訴えられ、そこから考える「国益」について、多くの御経験と理論に基づいたお話をお伺いした。

各業種・各界を分野横断的に集結するSFPの若者の熱い眼差しと想いに、会場は熱気に包まれ、成熟化社会に突入する我が国にとっての「国益」とは何か、あるいは「国家」とは何かについて強く考えさせられる機会となった。

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