活動報告

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実践活動報告 –京都、そしてワシントンD.C.での活動について-

実践活動報告 –京都、そしてワシントンD.C.での活動について-

今年度前半のベンチャー企業でのインターンののち、昨年9月からアメリカに渡り、ベンチャー大国と言われるアメリカの産業政策の研究、そして日本外交にとって極めて重要な位置を占めるアメリカという国、そのものの理解に取り組んでいます。
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 民間企業の活力を引き出し、より豊かで持続可能な日本経済、社会を築くことが私の志です。日本企業を取り巻く環境や課題を把握し、そして現在の困難な状況を打開することを目的に、ベンチャーの振興や企業統治の高まりを目指しての実践活動に、今年度から取り組んでいます。今年度の前半は、京都にあるベンチャー企業に籍を置かせて頂きながら、イノベーションや雇用の創出において極めて重要な役割を果たすベンチャー企業について、その振興の方策の研究を進めてきました。その中で浮かび上がってきたのは、20年にも渡る政府の起業振興施策の実施にも関わらず、一向に日本において起業が活発化しない現状と、その背後にある社会的文化的な背景から生じる起業家精神の欠如という根深い問題でした。
 
 この活動を踏まえて、昨年の9月からは、社会的文化的背景がどのように起業環境、起業家精神の醸成に変化を与えるのかを理解するために、研究の環境を変えて、ベンチャー大国であるアメリカ合衆国で活動しています。
 アメリカでの活動は、アメリカ連邦議会でのフェローシップ(アメリカ政治学会が主催する Congressional Fellowship Program)に参加する形態をとっています。ワシントンDCの連邦議会議員事務所に勤務しながら、アメリカの様々な分野にわたる最新の情報、分析に触れることで上述の研究テーマを深めるとともに、アメリカ政治を担う方々との親密な交流の中で、それぞれの国家、そして世界の繁栄について考えていきたいと思っています。
 
 ワシントンDCに到着してから昨年終わりまでの期間は、議会での勤務に向けた大学院(ジョンズホプキンス大学 ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院)での講義やオリエンテーションを集中的に受け、アメリカ政治に関する理解が飛躍的に深まりました。その中で特に印象的だったのが、民主党と共和党支持層のどちらにも共通してアメリカ国民全体に広まっている「政治不信」でした。これは、アメリカ連邦議会の在り方が特に90年代以降変容し、従来は超党派での法案成立が一般的だったのと打って変わって、近年は両党間での妥協が難しくなり、また共和党には「茶会派」と呼ばれるような純粋な保守政策に固執する議員が増え、共和党内の穏健派との路線対立が起きるなど、ますます「決められない政治」の様相が強くなっていることが原因としてあります。そのため、民主・共和両党とも、今年の大統領選挙に向けた予備選挙で「アウトサイダー」と呼ばれるワシントンDCの政界の本流に属さない候補(共和党では排外主義的な言動で人気を集めるトランプ氏が、民主党でも社会主義者を自称するサンダース上院議員)が、それぞれ予想外の大健闘を見せるなど、アメリカ政治の変調を感じさせます。
 
 民間企業の活力を引き出す産業政策の研究を中心に据えながらも、アメリカの現在そして将来の在り方を学ぶことが日本のビジョンを描く上で欠かせないことですので、この機会を生かして引き続き精力的に活動を続け、志の成就に繋げていく所存です。

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斎藤勇士アレックスの活動報告

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Alex Yushi Saito

斎藤勇士アレックス

第34期

斎藤 勇士アレックス

さいとうゆうし・あれっくす

衆議院議員

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