町工場の健康問題

北川晋一塾生（第29期生）

「健康創造」をテーマに政経塾にて活動しておりますが、勉強すればするほど健康問題と経済問題の関連性について、考えを及ぼすようになりました。今後の卒塾までの一年は、経済活動に対して、健康創造のアプローチをすべく、研修を検討しておりますが、政経塾の石井あゆ子研究生からまずは草の根的活動をしてはどうかとのアドバイスをもらいました。そこで、私の地元の尊敬する先輩であり、事業を親の代から継承し、経営されている町工場にお伺いし、事業活動と健康についてのインタビューに行きました。

「先輩は健康について、どう考えておられますか？」という問いに対し、「健康は大事なんはわかるけど二の次やで。まずは仕事が必要やな。」との答え。なかなか自分の今までの理想は、すぐには伝わりません。また健康に関する会話も進みません。机上の空論にはしたくないですが、一朝一夕には理解を得られるようではありません。卒塾まで、時間はそんなにあるわけではないですが、じっくり腰を据えて現地現場に伺い、格闘させていただきたいと考えております。