Thesis
私たち松下政経塾第38期生は、2050年の日本のビジョンをテーマに共同研究を行い、その成果を冊子にまとめました。
共同研究は、基礎課程の研修の一環であり、同期全員で約1年間、「2050年の日本のビジョンを考える」という1つのテーマに向き合ってきました。
様々な研究機関や研究者が2050年の日本を予想している中で、私たちは単に未来を予測するだけではなく、理想の社会像を定義し、理想の社会を実現するための方策について考察しました。それが「新・ゆとり社会」です。
私たちが考えた「ゆとり」とは、従来の「ゆとり教育」の「ゆとり」と異なり、精神的・物質的の両方に余裕があることを指しています。それが長期的かつ持続的であるということ、また個人のゆとりから得られる社会のゆとりという意味で、「新・ゆとり社会」と名付けました。
物心両面のゆとりによって、幸福で持続可能な日本の実現を目指して、この共同研究をもとに、今後私たちはそれぞれの現地現場で研究と実践を行い、活動していきます。
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