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6月24日、被災地の未来を考える勉強会の一環で、女川町を訪問し、須田町長より被災地域のご案内を頂いた後、女川町の復興計画や復興にかかる問題点等についてご講義を頂いた。御自身も被災され、現在町民と共に仮設住宅に入りながら、日々復興に取り組まれている町長のお話に、参加者は大変胸を打たれた。須田町長は、次世代に残せる郷土づくりをしなければならず、そのために若い世代が立ちあがって汗を流す必要があり、同時に、20年後に結果責任を取るために、39歳で町長に手を挙げたと語った。
被災全県の中で、被災率が85%と最も高い女川町。しかしながら、町長をはじめとする町のみなさまは、未来をみて力強く歩みを続けている。そんな中で、私たちが何をできるのか。町長の御言葉をお借りすれば、私たちは、「支援」ではなく、「育て、育んで」いく覚悟をもって復興に臨んでいかなければならない。今後とも、被災地の復興のために自分のできることを探しながら、復興を遂げるその日まで、全力を注ぎこんでいきたい。
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