落語研修発表会（塾生落語会）

津曲俊明塾生

今年度29期生は、日本の伝統芸の一つである落語を通じての人間観の醸成、及び自ら落語を演じることによってプレゼンテーション能力の向上を図るべく、落語研修講座を企画。27期生の黄川田仁志塾生、杉本哲也塾生、28期生の宇都隆史塾生も参加。落語協会理事であり人情噺の評価が高く、また滑稽噺にも力量を発揮する実力派の柳家さん喬師匠にご指導賜り、お稽古に励んで参りました。そのお披露目となる発表会を下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

西田一平太塾生

目が決定してからのお稽古は1回のみ。後は自分でテープを聞きひたすら暗記暗記…。当日はみんな一様にモゴモゴと何かを唱えていて何だかおかしい。現地でのリハーサルでは個々に師匠から最後のアドバイスを頂きました。そうこうしているうちに、開演近くとなりお客さまも増え始め、定員40名の黒門亭がほぼ満員御礼状態。塾生の緊張がこちらにも伝わってくるようでした。しかしそこは度胸の座っている塾生！見事なまでに落語を披露し、終始開場は笑いの渦となっていました。

お披露目

芸名は柳家さん喬師匠がひとりひとり付けて下さったもの。またそれぞれ皆異なる出囃子をご用意して下さるという、通常ではあり得ない環境を整えて頂きました。数々の師匠のご配慮で本格的にお披露目の会が出来ましたことを心から感謝申し上げます。