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青森県西目屋村において、世界自然遺産登録地の白神山地を歩いた。これは緩衝地域にある暗門の滝が背景。山中の拠点施設から1時間ほど歩く距離にある滝で、そこに行く道のりも決して易しくはないが、大型バスのマスツアー客に圧倒される。普通の靴で歩くおば様方の多さに、安全面の確保も含め、「世界遺産効果」の功罪両面について考えさせられる。遺産登録後12年が経つ現地においても、環境保全と経済振興のバランス保持を模索中であった。またこれは、日本人の自然観にも関わる問題だと感じ、奄美においても、今後大きな課題の一つになるだろうと思われる。
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