新潟アルビレックス(J1)　池田弘社長に面会

高橋清貴塾生 （第24期生）

池田氏は、「新潟の誇り」、「地域の自立」を理念に、人材育成とネットワーク基盤づくりに取り組んでおられる。27歳より専門学校 の経営をはじめ、全国展開の実績を挙げつつ、’96年アルビレックス新潟発足に伴い、代表取締役に就任。以来、「おらがクラブ」を目指し、地域に密着した広範で熱狂的な支援を集めている。今年、新潟の観客動員数はＪ１新記録となる56万5336人。自然発生的な応援歌の自作CDを作ってしまったのも、ほぼ毎試合を満員で埋め尽くすサポーターの結束力による。クラブは観客が育てる。新潟はその言葉を実践しつつある。宮司を務める傍らで、若手起業家支援も行う。そんな池田氏と、講演の前後に意見交換をさせて頂き、一発で惚れ込んだ。私のテーマは「スポーツを通じた人づくり、街づくり」。熱い情熱が、「スポーツ不毛の地」と呼ばれた新潟に種を蒔き花が咲いた。私が蒔く種は、どんな花と実を結ぶだろうか。