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塾生たちは、夏、冬、2月末に政経塾で合宿を行っている。そのうち冬と2月末は全塾生が顔を揃え、特別講座や各自の計画発表を行う。
冬期合宿では、松下電器産業(株)の森下会長のご講話、24期生の共同研究の中間発表会、そして各自の活動の計画検討会を行った。
財界人として第一線で長年ご活躍されてこられた松下電器産業の森下会長に、リーダーの心得を学んだ。
政経塾の1年生は、毎年テーマを定め、1年間で共同研究を行っている。
24期生は、「少子高齢化社会における日本の社会保障のあり方」をテーマとしている。中間発表会では、現段階での調査報告と、今後の調査方法について発表した。価値観の異なる塾生同士の共同研究は毎年、難航することが多く、先輩たちからは、自分の(苦い)経験をふまえた貴重なアドバイスをたくさんもらった。
計画検討会では、全塾生が各自の研究活動の根本的な問題意識から活動計画の進捗状況、そして今後の活動展開の計画などを発表し、互いに厳しくフィードバックし合いながら、切磋琢磨する。自修自得を旨とする政経塾では、ともすると独りよがりになってしまうこともあり、様々な視点をもつ他の塾生や職員からの指摘は非常に役に立つ。
今回は、小室直樹先生を特別コメンテーターとしてお招きした。先生の近現代史観には、多くの示唆があり、改めて歴史の深く広い理解の必要性を認識させられた。
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