活動報告

Activity Archives

コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その2 ~金宝藍塾生~

コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その2 ~金宝藍塾生~ コロナ禍に思う⑩ 政治革新に向けて、今すぐ踏み出す小さな一歩 その2 ~金宝藍塾生~

韓国も新型コロナウィルスの多大な影響のもとにあります。先の総選挙でも対面運動に大きな制約がありましたが、私は「NOW-RE」(以下、ナウリ)という団体を立ち上げ、新しい市民と候補者との関係を築こうと活動しています。
引き続き、ナウリでの政治革新運動についてご報告いたします。
 
ナウリでは、前回お伝えした、オンライン政治プラットフォームの運営や、ライブ討論会の開催に加え、積極的にナウリからも候補者に提言を行っています。
具体的には私たちが提案する5つの宣言に3つ以上賛同し、守ることを約束すれば、ナウリプラットフォームに候補の公約や情報などを掲載し、ナウリが積極的に支持し応援することにしました。実際に、国会議員候補たちに次のような政治革新宣言を守ることを約束してもらいました。
私たちが提案した5つの宣言とは、①. 3選以上の場合、自分自身を世代交代の対象とする ②. 国会議員として最低賃金をもらうこと ③. 気候危機非常事態を宣言し、10年以内に、炭素排出量の半分削減政策を実行する ④. 3Reduce(ごみ、騒音、選挙費用を大幅に減らす)運動に取り組む ⑤. 市民発議制度を導入すること、でした。国会議員の特権を手放し、政治文化と選挙文化を自ら率先して変えていくことを実践しようという趣旨です。
 
今回の選挙期間中に多様な実践活動に取り組みながら、松下政経塾にある松下幸之助塾主の銅像に刻まれている「いま、やらねば、いつできる。わしがやらねば、だれがやる」というお言葉と、塾主が強調された「政治の生産性」というお言葉がずっと思い浮かんでいました。限られた時間と資源と人材の下で、今すぐ足元でできることを最も効率的なやり方で取り組んでいくことを、実践過程を通じてまさに訓練しているように実感しました。
今後も、将来の世代のための持続可能な政治、綺麗で清浄な選挙文化の定着と政治革新のためにあきらめず、着実に精進してまいります。

Back

金宝藍の活動報告

Activity Archives

Boram Kim

金宝藍

第39期

金 宝藍

きむ・ぼらむ

韓国地方自治学会研究理事、川崎市教育委員会社会教育委員

Mission

持続可能な「共生都市」の実現

プロフィールを見る
松下政経塾とは
About
松下政経塾とは、松下幸之助が設立した、
未来のリーダーを育成する公益財団法人です。
View More
塾生募集
Application
松下政経塾は、志を持つ未来のリーダーに
広く門戸を開いています。
View More
門