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こんにちは。40期生の小林祐太です。
手洗いうがい、消毒とマスクは必須。会話は少なめに。遊ぶ時は大声を出さず屋外で気持ちよく。飲食は大皿を避けて対面を避ける----
コロナ禍において当たり前となった「新しい日常・生活様式」の一部です。
世界中が困難な状況にあり、一人ひとりの感染予防策が求められる中で私自身もしっかりとこれらを守りたいと思います。
しかし、敢えて言えばこれを「新しい」とは呼びたくない自分がいるのです。
私の故郷であり、研修をさせていただいている横須賀市は神奈川県の南東、三浦半島に位置する街です。私はこの故郷の「密」が大好きなのです。この街の売りだと思っています。幼い頃は友人の家に遊びに行ったり、隣のおばちゃんの家に行ったりして家族だけでなくたくさんの人に育ててもらいました。大人になってからは基地がある場所故の独特な活気ある「夜の街」の文化を楽しんできました。そこで生まれる新たな人間関係も楽しみのひとつです。コロナ禍ではなかなか難しいものばかり、場合によっては非難すらされてしまうものもあるでしょう。
手洗いうがい、消毒やマスクはもちろん今後もしていきます。現下の状況では当然感染予防をして生活しなければなりません。しかし、会話も少なく、大人数で集まることは許されず、横並びで食事をすることが本当に「新しい日常」になってしまったら…?これは「非常時の」「今だけの」日常であって欲しいと思うのです。
塾生として、コロナ禍においてできる活動を行ってきました。オンラインで学んだり、配慮しながらお話を伺ったり、広い海辺で子どもたちと遊びながら清掃をしたり…。
この期間を通して、それまで知らなかった、見逃していた故郷の良さを知ることができました。横須賀の海がこんなに綺麗だとは思っていませんでしたし、街を元気にしようと取り組んでいるたくさんの人にオンラインオフラインを問わず出会えました。屋内の遊びに飽きたと広い海岸に飛び出し、輝く子どもたちの姿を見ることができました。
だからこそ、改めて知った良さとこれまで続いてきた良さを組み合わせて、もっと良い街を創っていきたいと感じました。
今年の10月から実践課程に入り、これまで以上に横須賀で活動できるようになりました。今後も横須賀の強みと課題を知り、真に故郷に尽くせる人材となれるよう、努めて参りたいと思います。
①記念艦「三笠」と東郷平八郎元帥像
②東京湾唯一の無人島、猿島より富士山を望む
③子供たちと横須賀・走水海岸にて
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Yuta Kobayashi
第40期
こばやし・ゆうた
Mission
全ての人がその能力を活かすことのできる共創社会の実現