Event

日時:2026年2月8日(日)13:20–15:20(受付12:50〜)
形式:対面
多様化する現代の家族に対し、日本の法制度は追いついているでしょうか。
本フォーラムでは、当事者の「合意」のみを重視する現行法の限界を問い直し、DVや高葛藤下にある子どもを守るための新たな羅針盤として「子の成長発達権」を提案します。
家族法学の第一人者である水野紀子氏による基調講演、および実務家を交えた討議を通じ、具体的な制度設計を模索します。
理論と実務の両面から「次世代のための家族法」のあり方を、一緒に考えませんか。
※本フォーラムは個別事案の法律相談を行う場ではありません。議論は一般化した論点(制度設計・運用)を対象とします。
※チラシ(PDF)はこちら
以下のボタンをクリック後、入力フォームよりお申込みください。
申込締切:2/7(土)(※定員に達し次第締切)
・一般:500円
・ICU在籍学生(学部・大学院):無料(当日受付にて学生証をご提示ください)
お支払い:当日受付にて現金でお支払いください(一般の方)
領収書:必要な方は当日受付でお申し付けください
※参加費は会場賃借費用に充てられ、経済的な支援が必要なICU生に対する奨学金の一部となります。
100名(先着)
会場:国際基督教大学 国際会議室
住所:〒181-8585 東京都三鷹市大沢3丁目10-2 国際基督教大学内東ヶ崎潔ダイアログハウス2階
交通アクセス | 国際基督教大学 国際会議室
※お車でお越しの方は、正門入って右のA駐車場をご利用ください(100円/時)
(予定)
13:20〜13:25 開会・趣旨説明
13:25〜13:55 講演
「なぜ今家族を問うのか:研修成果に基づく問題提起」
登壇:三藤壮史
13:55〜14:25 講演
「日本家族法の現在地 協議に委ねる白地規定と近時の改正」
登壇:水野紀子
14:40〜15:15 パネルディスカッション・フロアとの質疑
15:15〜15:20 閉会
※内容は予告なく変更となる場合があります。
(敬称略)

三藤 壮史(松下政経塾 43期生)
広島県福山市出身。国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科卒業。自らの家庭環境と大学における分野横断的な学びを通じて、人生の様々な局面で家族に頼らざるを得ない日本社会のあり方に危機感を覚える。多様な家族観を包摂する社会づくりを探究する。

水野 紀子
白鷗大学法学部教授/東北大学名誉教授
東京大学法学部卒業。1998年、東北大学法学部教授就任、2011年に旧帝国大学で初めての女性学部長として東北大学大学院法学研究科長・法学部長に就任。その後、2020年より現職。著書は、『家族―ジェンダーと自由と法』(東北大学出版会、2006年)、『相続法の立法的課題』(有斐閣、2016年)ほか多数。

小泉 道子
一般社団法人 家族のためのADRセンター 代表
15年間、家庭裁判所調査官として離婚や相続といった家庭問題の解決に従事。その後独立し、ADR機関(裁判外紛争解決機関)として法務大臣の認証を取得。離婚・相続・親子関係などの問題を仲裁する業務を柱に、家族問題の専門家が集うプラットフォームとして、一般社団法人を設立。家族問題の穏やかな解決を目指し、行政機関や企業へのサービスを提供している。
以下のボタンをクリック後、入力フォームよりお申込みください。
申込締切:2/7(土)(※定員に達し次第締切)
主催:公益財団法人松下幸之助記念志財団 松下政経塾
お問い合わせ:三藤壮史
mito.masashi@mskj.or.jp