松下政経塾 塾頭ブログ | 尾関 健治

松下政経塾を巣立ち「国家百年の大計」の実践者へ

2025/3/8

2025年3月8日、松下政経塾にて卒塾式を挙行しました。
42期生4名、43期生2名、44期生3名、計9名が社会に飛び立っていきます。卒塾式では、巣立っていく塾生一人ひとりが決意表明をしましたが、それぞれ堂々と志とビジョンを語り、「国家百年の大計」の実践者となることを誓ってくれました。一抹の寂しさを感じつつ、同時に頼もしくも思いました。卒塾式の後、食堂で行われた昼食懇談会にて中締めの挨拶の中で、普段から塾生には何度も伝えている話を、はなむけの言葉として送りました。

・「何を言うか、何を語るか」より、「誰が言うか、誰が語るか」の方が大事
・正しいことを口に出すことは必要だが、それだけで社会を変えることはできない
・「あなたが言うなら」、「あの人が言うのであれば」、一緒に動いてみよう、支えてあげよう、と思ってもらえる人間になることが必要
・さらに人間的に成長するために、一生かけて歩みを進めてもらいたい

政治でも経営でも社会起業の分野でもリーダーたらんとするならば、必ず人格・人徳が問われます。政経塾では口先だけの絵空事ではなく、現地現場に飛び込んで実践活動を重ねてきたはずです。行動や人格が伴ってこそ、初めて言葉は力を持ちえます。卒塾された皆さんの言葉が、この社会を変える力強さを持ちますように、祈りを込めつつ期待しています。

尾関塾頭
松下政経塾 塾頭
尾関 健治
早稲田大学を卒業後、「地方自治体経営とNPO」をテーマに松下政経塾で学び 岐阜県関市議会議員2期(4年半)、関市長3期(12年)を経て、 2024年4月より松下政経塾 塾頭に就任
塾頭挨拶

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