18年以上にわたって、ほぼ毎日続けていること・・・ジョギングです。健康・体力維持のためではあるのですが、走っている時間は頭の方もユラユラといつも何かしら思いを巡らせています。
平日は政経塾から江の島方面へ向かい、海沿いのサイクリングロードの地下道をくぐったところで折り返して政経塾まで帰ってくる約5キロのコース、週末は江の島の手前まで走り、そこで折り返して政経塾まで戻る約10キロのコース。 走ってきた道をそのまま戻るのですが、折り返した途端、思わぬ強い向かい風を受け、急に走るのがつらく感じることがあります。逆に今までは背中に追い風を受けていたのですが、それにはまったく気付きません。
こういうとき、人生に思いを馳せます。
追い風でも向かい風でも、風の強さはまったく変わらないのに、追い風にはまったく気付かず、向かい風は実際以上に強い逆風に感じます。 人生に当てはめれば、順風満帆のときには、実は多くの方に裏で支えていただき、力をもらっているのに、自分の実力だと勘違いをしてしまう。一方、逆境に陥ったときは、必要以上に悲観して辛く感じてしまう。
走りながら、自分自身に言い聞かせます。
順風のときでも、周りで支えていただいている方に常に感謝の気持ちを持ち、逆風のときはどれだけ強風でも足を半歩でも動かし続ければゴールに到着できるのだから、我が身を嘆くのではなく、くさらず前に進み続ける。 松下幸之助・塾主は、「好況よし、不況さらによし」と述べていますが、「順境よし、逆境さらによし」という心構えでいたいものです。
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