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愛媛での研修でお世話になっている方のご厚意で、愛媛県新居浜市の港を出港し産業遺跡を巡る海上クルージングに同行した。向かう先は、瀬戸内海に浮かぶ「四阪島」。この島は、かつて日本一の銅精錬所があり、大正末期には5,500人の人口を有した。今は人も住んでおらず、許可がなければ上陸できないが、大煙突や溶鉱炉などの産業遺産が残る。海上から見る四阪島の姿は、当時の繁栄を物語る産業遺跡であり、現代に生きる私達に先人からの贈り物だ。この贈り物で誰もが感動を覚える資源を有する愛媛。そして瀬戸内海。私たちの使命では、この先人たちが残した光を絶やさず、光を照らし続ける不断の努力を成すことだ。
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