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宮城県出身の塾生として、そして被災者の一人として、この未曾有の大災害に対して、今、自分がなすべき事は何なのか、自問しながらの活動だった。東日本大震災での復興奉仕活動で現地入りしたが、他の塾生と違い、私は、全壊した宮城・亘理町の実家の整理・片付けをしながらの奉仕活動だった。今回は同期の丹下大輔塾生と活動を共にした。私自身は発生直後に続き、二回目の宮城入りだった。
自宅前の島にかかる橋の上には、車やプレハブの部屋が覆いかぶさり、途中の道路は何隻もの巨大な漁船にふさがれ、回り道をすることになった。使える物やアルバムなどを運び出す。大きな家具類は、運ぶことが出来なかったので断念した。近所の方々にも、逃げ遅れて亡くなった事がいた事を聞いた。前日には、大きな余震があるなど、津波の再発生を懸念しながらの作業だった。最後に、自宅の「取り壊し」を決断する赤い旗を自宅に立てた。
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