中国製造実習

今年も中国・北京にある北京市と松下電器の合弁企業である「北京・松下彩色顕象管有限公司（BMCC）」にてテレビのブラウン管の製造実習を行った。

BMCC社屋

オリエンテーション

中井部長よりオリエンテーションを受ける。皆、緊張した面持ちだ。

作業風景

ブラウン管の検査作業や運搬作業など、いずれも肉体的にハードな単純作業。
中国の急成長を支えているのは、こうした重労働を担う、内陸部から出稼ぎに来ている低賃金の若い労働力だ。

コミュニケーション

片言の中国語と筆談のみで、何とかコミュニケーション。右も左もわからない塾生たちに、仕事を親切に教えてくださった。
歴史問題や領土問題など、日中間には様々な問題が横たわるが、少なくともこの場においては、同じ人間同士、心を通じ合わせることができた。

今回は寝泊りする場所も、現地の工員の方たちと同じ寮だった。水のシャワーしかない、必ずしも快適とはいえない環境だったが、逞しく明るく日々を過ごしている姿に感動した。

発表

最後に、研修の成果をBMCCの皆さんの前で発表した。

送別会

その後、送別会を開いて頂いた。肉体的にはハードだったが、いざ別れとなると何とも寂しい気持ちになる。BMCCの皆さん、本当にありがとうございました。