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今年も営林実習の最後に世界遺産でもある熊野古道を踏破した。
初日は、比較的高低差が緩やかでハイキングコース的な「小雲取越」ルートを歩いた。
熊野川町が事業として始めた観光船で熊野川を約1時間半かけて新宮市の船着場まで下った。若干寒かったが、川の上から見る景色は最高である。
昨年に引続き政経塾生の古道歩きの語り部 として同行頂いた番留京子さん(右端)相変わらずの元気っぷりで2日間お付き合い頂いた。
1日目の小雲取越ルートには、営林実習をコーディネイトして頂いた和歌山県庁の出口班長と平山さん(左から2人目と3人目)も参加頂いた。
2日目はいよいよ高低差が激しく悪路の多い核心部「大雲取越」ルート。最後に熊野那智大社に詣でた。
大雲取越ルート序盤戦の円座石(わろうだいし)にて小休止。円座とは昔の円形の座布団の事で、この円座石の上に熊野の神々が座ってお話をしたりお茶を飲んだりしたという言い伝えがある。
大雲取越ルートでの峠越えの一番の難所である「胴切坂」を黙々と登り続ける塾生達。この坂を上り詰めた後もかなり急な上り下りが待っていた。
熊野那智大社(写真)と那智山青岸渡寺に参詣。平安や鎌倉期の皇族や庶民はここや熊野本宮大社を目指して厳しい山道である「熊野古道」を歩いたのかと思うと、その信仰心の深さに感銘を受ける。
実習全般でお世話になった森林組合の田中参事と記念撮影。
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