活動報告

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個別実践活動

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松下政経塾

2005/1/1

1~2月、1年生はいよいよ自分のテーマを追究する個別実践活動に入った。自分で活動計画を立て、各自にフィールドに飛び立った。その様子を、紹介いたします。

高松智之 (第25期生)
テーマ/21世紀 日本の国家ビジョン-新しい豊かさを実現する日本の経済社会システムの探究―(北海道函館市及びその周辺)

高松塾生は地方都市の経済状況を調査した。

(株)はこだてティーエムオー (第3セクターの函館タウンマネジメント機関)にてヒアリング実施。今夏オープン予定の屋台村の構想など、函館市中心市街地の活性化に向けた様々な取組について関係者にお話を伺った。

函館中心部五稜郭前交差点にて、一般市民に対して街についての印象などをヒアリング。特にショッピングなどは郊外のロードサイド店に人の流れがシフトしており、中心部の空洞化を強く感じた。

函館市郊外の漁業関係者へヒアリング実施。冬場の漁は辛い作業にも拘らず、収入も多くないため出稼ぎに出る関係者も多く、そのためもあってか後継者が絶対的に不足しているとのこと。第一次産業の厳しい現状を改めて感じた。
(写真の漁師さんは78歳で現役です)

國田薫 (第25期生)
テーマ/自立した社会の構築(神奈川県川崎市)

國田塾生は自分の実家のある川崎市で、市民の環境問題への取り組み状況を調査した。

川崎市の市民・事業者・学校・行政の4つの主体が協力して温暖化防止活動について考える「川崎市地球環境フォーラム」にて、日々の川崎での取組を紹介しながら温暖化防止対策の緊急性と自然エネルギーの重要性訴えた。

川崎市民の1,000円カンパにより設立された石鹸プラントで石鹸作りの極意をヒアリングした。主に主婦の方達が自分達のやりたい事を全て自分達のてで実行し、それが16年間も続いているとの事。その熱意に感心させられた。

石鹸プラントにて製造されている粉石けんの「きなりっこ」。この製品は学校給食や家庭から廃棄された食用油を原料とし、それを再生して製造している。食用油の回収から石鹸の製造・販売まで一貫して市民の手によって行っている。

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