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今や世界の工場として急成長を遂げる中国。松下政経塾第24期生は、内陸部から出稼ぎに来ている現地の工員の方々と共に汗を流しながら、何が中国の成長を支えているのか、また人間にとって労働とは何なのかを考えるために、約4週間に渡って、テレビのブラウン管を製造する、北京、松下ディスプレイデバイスにて、生産実習を行った。
中国の工員の方たちは、言葉もままならない塾生たちに丁寧に仕事を教えて下さった。
そして故郷に住む家族のために、過酷な労働環境の中でも勤勉に作業されていた。
この工程では、黄色いナトリウム灯の点る高温の部屋でマスク装着をする。だんだん色彩感覚もなくなり、暑さと腰のだるさで気が遠くなりそうになる。谷中塾生は、最後まで弱音を吐かず、頑張った。
9月12日に、松下ディスプレイデバイスの横枕総経理、中井製造部長始め、現地でお世話になった方々に実習でいかなる学びがあったか、報告会を行った。
最後に生産実習を記念して、中日友好という文字と各塾生の名前の入った特別なブラウン管を頂いた。
皆様本当にお世話になりました。この場を借りて重ねて御礼申し上げます。
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