この春、待望のこどもに恵まれた。笑顔・しぐさの全てが可愛く毎日が喜びにあふれている。育児という幸せな時間を過ごしているとあっという間に１日が過ぎる。３紙とっていた新聞も１紙となり、それでも目を通さぬことがほとんどだ。主人の帰りが遅いので私がお風呂に入れる。その後のテレビニュースが社会からの主な情報だが、そこで日々驚かされるのは『いつの間に政治が』ということだ。『いつの間に日の丸・君が代が国会を通ったのか？』『いつの間に自自公連立なのか？』等々。いったい誰がこの結果を許したのか。スヤスヤと寝入る我が子の未来に直結する重大な問題が知らぬ間にそして私たちが決定過程に参加できぬままに決まっていく。日本の将来が平和で明るいものでありますようにと祈りながら、それに逆行していくような現実に身震いする。納得できぬままいつの間にか政治が動いている。21世紀には真の民主主義が根づくことを願いたい。