松下政経塾 The Matsushita Institute of
Goverment and Management

日本語英語


研修レポート 一覧へ戻る
関西研修
2005年6月

研修レポート

関西研修(2005年6月6日~11日)レポート
源馬謙太郎/卒塾生

 

総括

今回の関西研修のサブタイトルが「塾主を知る」であったことに、このレポートを書きながら改めて気がついた。もちろん、塾主にゆかりのある関西のさまざまな場所を巡り、塾主の理念を知るという目的は理解していたが、改めて「塾主を知る」というタイトルにそって今回の関西研修を振り返ってみると、楽しかったとか、ためになったとか、そういった感想では言い表せない、深く感じるものがあった。それが何であったのか、言葉で表すことは困難であるが、少なくとも塾主との距離が少し近づいた気がする。

これまで私は、塾主の理念や考え方を学びながらも、やはりすこし遠い存在であるという気持ちを常に持っていた。塾主の本や塾主に関して書かれた書物を読んでも、その理念に隙がないからか、「塾主」という存在を近くに感じたことはなった。それが今回の研修の中で、現場を見て、その空気を感じるうちに、少しずつではあるが塾主の存在が自分の中で近くなっていった。この経験はまさに現場を回らないと味わえないものであったと思う。

また、塾主とかかわりのあったさまざまな方と出会えたことも大きかった。それらの方から、塾主の色々な話をお話いただいて、ますます塾主の存在が近くなっていった。なかでも、PHPの江口社長や光雲荘の小早川氏からは、塾主の哲学や考え方などではなく、プライベートな塾主を語っていただき、感銘を受けた。

以下には、この関西研修のうち、上記のような観点からもっとも印象に残った点をいくつか上げ、その感想を記したい。以下に記す以外でもいろいろと感じるところは多く、内容の濃い1週間であった。このような経験をあせてもらっている自分の境遇と、またそれを提供してくれている塾に対する感謝の念が強まった。

塾主墓参

やはり関西研修はここから始まるべきである。
これまで遠く感じられた塾主の存在が、墓前に立ったときに一気に縮まった。塾を設立してくださった塾主に対して、そして日本の将来を本気であれいてくださった塾主に対して、自然と感謝の気持ちを祈り伝えていた。

真々庵

たとえば松下電器の技術館や歴史館などでは、これまで本の中で知ってきた塾主やその生き方について、現物を見ることによってイメージと現実が結びついたという感想を持った。それに比して、この真々庵では、抽象的な言い方しかできないが、塾主の空気というかにおいを感じ、それに包まれた気がした。塾主の深い思い入れがある場所だからこそ、そういった空気を感じることができたのだと思う。

修養団

禊の経験は大変思い出深い。穢れがすべてみそがれたかどうかは別としても、夏でも冷たく感じる水の中で、心が洗われる思いがした。
それ以上に、修養団での中山理事長のお話には、深い感銘と感動を受けた。中山理事長はご病気のため目がほとんど見えないが、それでもなおわれわれ全員のフルネームと略歴をほぼ間違いなく記憶されていて、それだけで心を完全にひきつけられた。話が特にうまかったり、話の内容が特にすばらしかったわけではないのに、なぜか惹きつけられ、あっという間に時間が過ぎていった。改めてリーダーシップというか、人をひきつける力というものは何であるのかを考えさせられた時間であった。中山理事長との出会いは、まさに理事長がお話していたように、理事長のような方に出会えて感激している自分と出会えたことでもあった。

伊勢神宮

神聖な空気が流れる神宮を参拝し、改めて自分が日本人であることを認識した。
通常では入れない御垣内で参拝させていただくなど、改めて塾への期待と塾主の力を感じた経験でもあった。また、修養団の中山理事長が雨にもかかわらずわれわれと一緒に参拝してくださり、雨の中跪いて祈りをあげられているうしろ姿を見て、「絶対に日本をよくしなければならない」と決意を新たにした。

以上
2005年6月 執筆
  1. HOME >
  2. 卒塾生一覧 >
  3. 源馬謙太郎 >
  4. 関西研修(2005年6月6日~11日)レポート
ページの先頭へ