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ISFJ日本政策学生会議2018 コメンテーター協力を終えて(2)

ISFJは、約20年前に設立された「学生の政策提言による望ましい社会の実現」を理念とする学生シンクタンクで、全国25大学50研究会(ゼミ)が政策提言論文を執筆し、12月の「政策フォーラム」で完成度を競い合います。
http://www.isfj.net/
 
松下政経塾では長年ISFJの後援を行っており、主に卒塾生がコメンテーターや審査員をお引き受けしてきました。
 
今年度、12/8(土)~9(日)に行われた「政策フォーラム2018」にコメンテーターとして参加した卒塾生のメッセージをご紹介します。

【良き考える時間】

「ISFJ日本政策学生会議」の発表会にコメンテーターとして参加しました。ISFJとは、簡単に言えば学生の政策コンテストです。
 
ある作家は、「大学で何を学ぶべきか」などというテーマで講演が成立するのは東アジアの大学くらいだと、厳しく批判をしました。
学習塾を開くようになってから、時々この批判を思い出します。と言うのも、高校生たちを見ていると、大学で何を学ぶべきかなんて考えてないだろうな、と思ってしまうからです。難解な入試を解答できる高い能力に反し、あまりに幼いという高校生の姿は、先の作家の言葉が象徴するように事実なのではと感じずにはおれません。深く物事を考える時間が必要なのだと思います。
 
そんな学生たちに対し、「良き考える時間」をISFJは提供します。
まず、若輩者の私などよりも遥かに聡明な先生方から厳しい目線が注がれますので、中途半端な考える時間では太刀打ちできません。それに、政策なので社会と直結したものが求められるため、空理空論でもダメです。地に足を付けた思考が求められます。要するに、学生たちさえ真剣であれば、必ず「良き考える時間」が得られる有為なプログラムとなっているわけです。(プログラム詳細はISFJホームページをご覧ください。)
 
就活の時期になると、大学生は面接対策として「自己分析」をします。しかし、少し手厳しいことを申し上げると、何も深く考えたことのない人が自己分析、つまり自分自身を掘ってみたところで何も出てこないのではないでしょうか。
そんな学生生活で終わりたくないと感じた方は、是非ともISFJにご参加ください。真剣に参加さえすれば、必ず実りある「良き考える時間」を得られること保証いたします。

物江 潤(明志学習塾 塾長/松下政経塾第32期)
福島県出身。早稲田大学理工学部、東北電力株式会社を経て、公益財団法人 松下政経塾に入塾。2015年より 明志学習塾 を経営。
【著書】「だから、2020年大学入試改革は失敗する」(共栄書房)、「聞き歩き福島ノート 福島のこれからを話そう」(近未来社)
 

【ISFJ日本政策学生会議 政策フォーラム2018】

12月8日、弊塾が後援する『ISFJ日本政策学生会議 政策フォーラム2018』にコメンテーターとして参加いたしました。
 
『ISFJ 政策フォーラム』は大学生による政策提言のコンテストです。各大学のゼミから応募したチームが、産官学の専門家からアドバイスを受けながら、1年かけてそれぞれの政策提言論文を完成させます。今回はその最終発表会のコメンテーターを務めさせていただきました。なお、翌日の決勝プレゼンでは塾頭の金子一也がコメンテーターを務めました。
 
私の担当した分科会では「創造都市」や「コンパクトシティ」の政策効果を数値化しようという野心的なものや、大学生が地方で就職するための支援策の効果をアンケート形式で集めたものなどバラエティーに富み、それぞれ力作で興味深い発表でした。
 
その中でも特に印象的だったのは「路上生活者の社会的排除」を取り上げたチームが、現地のアンケート調査の結果を発表していたことです。 統計データを加工するだけではなく、何度も現地に足を運び、信頼関係を築いた上で、なかなか普段はとらせていただけないアンケートを自ら集めてきている姿に感銘を受けました。
 
ISFJの熱心な大学生の皆さんから多くのパワーをいただきました。受賞されたチームも残念ながら賞にもれたチームも、この挑戦を通して学び、成長されたことと思います。参加チームの皆さんの1年間の努力に惜しみない拍手を送ります。

森岡 洋一郎(松下政経塾 研修局 主担当/松下政経塾第20期)
 

ISFJ2018 政策フォーラム活動報告書

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