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最高裁判所司法研修所からの外部インターン受入

2016/11/30

 この度、最高裁判所司法研修所の外部研修自己開拓プログラムを利用し、松下政経塾様で2週間研修させていただきました。突然のお願いにも関わらず、快く研修に参加させていただき、関係者の方々に深く感謝しております。
 実際に塾の研修に参加させていただき、自ら学ぶことが重視されていること、実用的知識のみならず文化教養や日本の伝統についても十分に学ぶ機会があること、期間が長いこと、及び研修費用が支給されることなどから、自由にかつじっくりと人間力を涵養することができる点に、非常に大きな魅力を感じました。
 また、塾生や講師の方々との議論も非常に刺激的でした。当時、私は司法研修所で主に法の適用について学んでおりましたが、政治家や社会起業家などを目指す方々の、現在の制度を所与のものとせずよりよい制度の構築を目指される姿勢に感銘を受けました。
 研修自体は2週間という短いものでしたが、研修後に、次のような塾主の言葉を知りました。「松下政経塾で一日でも飯を食うた人は、人形にならんといてくれよ」(1981年3月26日)。自由に考え、自修自得しようという文脈の中での言葉ですが、短期間の研修であっても、塾生や塾員の方々の温かいサポートを受け、塾の精神に触れられたと思っております。
 以上のように塾でいただいた学びは、政治や起業の世界だけではなく、社会で活躍するうえで普遍的な価値を持つものです。私も、「志」を持った法律家として社会に貢献できるよう、生涯万事研修の思いで学びを続けていく所存です。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
                                             平成28年12月15日
                                               弁護士 増田拓也
 

2016年10月3日(月)~14日(金)の2週間、最高裁判所司法研修所から司法修習生(当時)の増田拓也さんを外部インターンとして、弊塾の研修に受け入れました。
 インターン中、増田さんは、在塾1年目の第37期生6名とともに寮に入り、起居をともにするなかで、松下幸之助研究や政治思想史、古典等の講座を受講していただきました。また、塾生たちに対しても「法曹人材の養成課程」に関する講座を企画していただく等、塾内外における切磋琢磨の場に積極的に参加していただきました。
 志高く有為な青年を外部インターンとして受け入れられたことに深く感謝するとともに、増田さんが弊塾での経験を糧に、法律家として社会で活躍されていくことを心から祈念しています。

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