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2度目は2度目の困難がある

 私は昨年に続いて、再びこの100キロ行軍に歩く側で参加をしました。本来なら1年目で完歩しているので参加しなくても良かったのですが、調子に乗って失敗し、ぎりぎりでゴールした自分に満足が行かなかったのでもう一度参加いたしました。

 今回は、前回と大きく変わることが3点あります。1点目は、これまで個人で歩いていたのが、参加者数人で班を組んで歩くということです。2点目は、今までサポート隊が用意してくれた着替えや食料は、歩くものが用意をするということです。3点目は夜10時のスタートが、朝10時のスタートに変わったことです。

 前回、自分は走ったりしたため途中で左太もも・左足首・左ひざといためてフラフラになった記憶があったので、今回は、左足はしっかりとサポーターとテーピングで固め、右膝も念のためにサポーターで固めて、前回の過ちは二度と繰り返さない体制にしたから、これで万全だと思い、2度目の100キロ行軍に望むことになりました。

 しかし、この100キロ行軍を考えられた平野氏が、100キロ行軍はやればやるほど奥が深く、味があるものだとおっしゃられていた通り、そう簡単にことは運ばす、2度目は2度目の困難があるということを思い知らされた100キロ行軍でした。

 今回は班編成による行軍ということで21期の二之湯さん、23期の橘さん・三日月さんと4人で歩きました。本来なら自分は2度目であるはずなので、初めての橘さんと三日月さんを助けて歩かなければならないはずが、50キロ以降は、前回全く傷まなかった腰に激しい痛みが走り出して、自分の腰の痛みとの戦いになってしまい、逆にみなさんに助けられるということになってしまいました。

 班編成で歩くというのは、やはりみんなが一緒に歩いているので、たとえ腰が痛くても、その歩いている姿を見ているとがんばろうという気持ちになりますし、激痛に耐えているときに励ましてくれる声に歩く気になって歩くことができました。恐らく、1人で歩いていたら、激痛を理由にリタイアしていたかもしれませんが、やはり仲間と歩くことによってゴールできたのだと実感いたしました。

 また50キロ以降から10キロごとにサポートについてくれる先輩・同期・職員の励ましで今回も傷む腰と戦いながらゴールすることができ、支え励まされるありがたさを身にしみて知ることができました。

 来年も私は100キロ行軍に歩く側で参加いたします。来年こそは、支えられるだけでなく、少しは支えることにも後見できる100キロ行軍にしたいと思います。

以上

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海老名健太朗の活動報告

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Kentaro Ebina

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第22期

海老名 健太朗

えびな・けんたろう

大栄建設工業株式会社 新規事業準備室 室長

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