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素志活動-『何が必要なのか』を現場から

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松下政経塾

2011/8/1

堀遼一塾生(第31期生)

虐待問題の解決を通して、子どもの教育福祉のあるべき姿を考えるために、様々な現場の方からお話を伺っている。今回お会いしたのは横浜市の南部児童相談所で働く児童福祉司の丸利宗さん。子ども相談の総合的な窓口である児童相談所。南部児童相談所では、虐待相談はもはや全体の5割を占める。子どもの一時保護所は常に満床状態であり、期間の長期化も深刻であるとのこと。虐待件数が急増する今日、複雑な問題を抱える親や子ども一人一人に対応する職員の疲弊は積み重なる一方である。子育て環境の急速な変化の中で、児童福祉のあり方も大きく変わらざるを得ないだろう。
子どもたちの笑顔のために、現地現場から日本のあり方を真剣に考えていきたい。

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