Activity Archives
奉仕活動では、一人のボランティアとして、泥だらけになった家具を運びだし、床下の膨大な量のヘドロを、腹ばいになりながら除去した。夜は、県庁職員や警察官として現場に身を投じている友人、被災した友人たちと語り合った。
現地を離れてみた時、ふと、故郷が記憶の中によみがえった。街そのものが壮絶に変わりすぎて、その場にいる間は、元の状態が思い出せなかったのだ。
軽い喪失感に襲われた。そして、より多くを失った方々の気持ちを思うと、一層、胸が痛んだ。
これから自分は何が出来るのか。今、出来る事を行い、継続していく。一方で、5年後、10年後を見据えた中長期のビジョンを深く考え、しかるべき時に実現していく事も、塾生の使命だと考える。その先に、宮城、東北、そして日本の行く先がある。残された一年という研修期間、懸命に取り組んでいきたい。
Resarch Update