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千葉塾生(30期)・内田塾生(31期)と合同の外交研究会で、基地問題で揺れる沖縄を訪問させていただきました。現地で県会議員をされている上里直司先輩(23期)のご厚意で、仲井眞知事をはじめ関係者の方々にお会いさせていただき、また普天間や辺野古の現場も見学させていただきました。東京からの視点ではわからない、様々な要素が複雑に絡み合った沖縄の基地問題の現状を知り、また本土との「温度差」も体感することで、抽象的な議論に留まらないリアルな安全保障の実際を学んできました。
写真の背景にある屏風には有名な「万国津梁の鐘」の銘文が書かれています。その書き出しの一文が、琉球王国が中日の列強の狭間にあってどのように自らを位置付けようとしていたのかを表しているようで、強烈に印象に残っています。
「琉球国は南海の勝地にして三韓の秀を鍾め、大明を以て輔車(ほしゃ)となし、日域を以て唇歯(しんし)となして、此の二つの中間にありて湧出せる蓬莱(ほうらい)島なり」
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