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神奈川県足柄上群大井町及び小田原市内の報徳農場で1泊2日の日程で農業実習を行った。今回はいよいよ実りの秋ということで、稲刈りの作業に従事させていただいた。
まず、鎌で稲刈機の死角となる田の角の部分を刈り取った。刃が鋸状になった鎌で切ると稲も比較的容易に刈取ることができた。その後、コンバインでの稲刈りを行い、手作業の大変さと機械の効率良い作業の両方を体験した。
何枚かの雑草が伸びた田からは、人間の健康によい、安心・安全な農産物を育てる「自然農法」の難しさも感じた。除草剤を使わない場合、小まめな除草作業が必要となるが、手作業のため、コストが大きい。自然農法をうまくやっていくには、コストのかからない労働力の確保と地域ぐるみの理解、協力が必要であるように感じた。また、自然農法の田では昆虫類や両生類をはじめ、生物が多く環境への優しさを実感した。
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