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コロナ禍に思う② 福島のコミュニティ施設にて ~馬場雄基塾生~

コロナ禍に思う② 福島のコミュニティ施設にて ~馬場雄基塾生~

こんにちは。
38期生の馬場雄基です。
 
私は、故郷の福島から、自分の街のことに当事者意識をもって取り組む者がつどう『わたしたち事のまち』を築きたいと思い、活動に励んでおります。
昨年より福島駅近くのコミュニティ施設『アオウゼ』にて研修し、福島市の職員とボランティアの皆さんと一緒に年間500以上のオリジナルの企画をつくる仕事に、事業総括コーディネーターとして取り組む日々です。
 
新型コロナウイルス感染症に伴う福島市の措置により、『アオウゼ』でも4月19日から約1ヶ月の休館となりました。(5月18日(月)から再オープン)
オンラインが日常的になりつつある中で、“つながりの質”や“学びの質”が変化しています。普段「会う」ことを目的としている私たちが「会わない」ことを要請された時に、一体何ができるのでしょうか。これは、全世界のコミュニティ施設の関係者が突き付けられた課題だと思います。 答えの鍵は、「オンラインとオフラインの融合」です。
直接的な対面を重視するオフラインに特化すれば、感染リスクを感じる方々の地域のつながりが希薄化するだけではなく、学びの機会を失わせてしまいます。一方でどこでもつながることができるオンラインに特化すれば、電子機器を扱いきれない方々へ情報を届けられず、また災害などでハード面が被害を受けた時には機能しなくなります。
だからこそ、双方のチャンネルを使いこなす必要性があると考え、職員・行政の方・地域の方と相談を重ねて、アオウゼの動画サイトを5月12日にリリースいたしました。
その名も!「どこでもアオウゼ・チャンネル」です。
http://f-aoz.jp/aoz-channel.html
 
どんな時でも、住民のつながりを深められるか、生涯学習の学びを止めないでいられるか。
そして「こんなまちをつくりたいんだよな」と住民の方と一緒に希望を持ち続けることができるか。この問いに挑み続けていくことが、コミュニティ施設に課せられた使命であり、可能性だと思います。
 
子どもからお年寄りまで、年齢や職業関係なく、みんなで考え、実行していくまち、『わたしたち事のまち』の実現に向け、一歩一歩進んで参ります。
どうぞアオウゼの応援と、チャンネル登録をよろしくお願いします。

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